2016年1月24日日曜日

2016-01-24大峯:坪内林道


雪が殆どなかった今シーズン、ついに寒波がやってきました(^o^)/
大峯も積っただろうか、天気予報はいまいちだけどともかく様子見に行かないと。

一番の勘所は、天川村役場までノーマルタイヤで辿り着けるかどうかだろう。
要注意で運転したけれど、長い2つのトンネルの少し手前のワインディングロードで、
タイヤスリップで車体が振れ、操縦不能を知らせる警告音を鳴らしてしまったり^_^;
2つ目の長いトンネルを抜けると、路面は真っ白だった。
ガードレールにぶつからないように、ゆるゆると降りて、なんとか役場につけた。

気温は-4℃。
冬のフル装備で出発。もちろん、お楽しみスノーシューを担いでいく。
グランドにもしっかり積もっているので横切って、
06:45登山口


植林地帯の中もしっかり雪が積もっている。

最初の鉄塔、細雪で遠くが見えない。


アイゼンはまだ付けてないけど、やはり足元が頼りないので歩幅狭くなり気味。
風が吹き付けるところは、頬の感覚が無くなってしまいそうになる。
フードを深く被って、エイホ登る。

写真では判りにくいけど、林道手前の鉄塔辺りの尾根は、風が強く地吹雪のよう。
(帰りには、10分前の自分の足跡が無くなっていた(≧ロ≦)


ようやく林道に出て、風の影に入って一息。

-9.2℃


吹雪いて視界はこんな感じ。


いつものように林道を進もうと通行止めのゲートを越えてはみたけれど、
10m程で引き返した。

「時間も早いし、せめて天女の舞まででも良いんじゃない?」
「いや、行っても景色は望めなくて吹きさらしでしょ。」
「林道をジョギングするだけでも良いんじゃない?」
「はぁ?、何もオモロくないぜ。」

08:25撤収決める


でも、勿体ないからもうちょっと行ってみようかと、
もう一度ゲートを越えてはみたけれど、やっぱり地吹雪で進む意欲を断ち切られた(≧ロ≦)

下山途中、お一人様、お二人様に遭遇。上の様子を伝えてエールを送った。


09:35役場着(グランドにて)


車の上には雪がこんもりと積もっている。
帰れるかなぁ、心配になってきた。

汗もかいてないし、雪が止まないので、着替えもせずにすぐさま車を走らせる。
町の人達は雪カキしてる。
道は来る時よりも白くなっている。気温もマイナスのままだ。
20Km/h以下の超低速運転で、後続車には前に行ってもらい、
黒滝の手前で着替えようと車を停めてみたけど、ここでも-5℃で寒くって車に戻った。


出発地点から雪の中を進めれたので良かったけれど、
-10℃で横殴りの吹雪は、私の今の仕様では無理だ。
でも、ウエアを対策するより、天候を選ぶかな^_^;

こんなに車道が白い309は初めてだったけど、事故もなくいい経験させてもらった。
今シーズン、まだパフパフ出来てないし、こうなったら、会社休んでもチャンス逃すまじ(笑)

2016年1月12日火曜日

2016-01-11大峯:弥山周回+理源大師

今回のコース設定は、何の迷いもなく川合からの弥山周回とした。
先週の八経ヶ岳ピストンとあまり代わり映えないけれど特に気にならない。
余裕あれば奥駈出合の方に降りて稜線の駈けれたらいい。

06:00川合発


ヘッテン点けて植林地帯を淡々と登り、坪内林道で日の出となった。
行者還のあの稜線まで行けたらいいねぇ。


稲村岳にかかる雲も薄ピンクに染まっている。


先週も見かけていた、天女の舞の分岐脇にある大量の熊?のウ◯コ


ナベの耳辺りで見つけた足跡。これも熊っぽい。


雪は先週より少しだけ増えてるかな。
今日は、狼平方面へ向かう。


既に小屋には誰もいなかった。
中で、ゲーターを装備。
ここから高度を上げていくと急激に環境変わるんだよね。
気温も、風も、雪も。
昨シーズン何度か通った冬道をイメージしながら登っていく。

10:20(4H20M)弥山


避難小屋は、ノブは回るけどドアが開かなかった。
張り付いてるのかと強くひいても開かなかった、ハテ???

3人の若者パーティがテーブルでお湯を沸かしていた。

テント場の方に行くと、大普賢方面はガスが湧いていた。


八経ヶ岳への冬道はまだ雪が少なくて使えないようだ。


時間も体力も少し余裕あるので、理源大師の方へ降りて行ってみる。

かすかに降りていった足跡が一つ。
夏道は雪で覆われていたけど、何とか識別可能。


積雪期のここの下りは、何度かトライしようとしてルートが分からず
撤退していたところだ。今回は行けそうだけど、何だか不安でとても嫌な予感がした。
しかし、天気もいいし何なら冬の直登ルート覚えたから迷うことないと降りていった。

大普賢のガスもとれたようだ。


11:00(5H00M)理源大師


大師は日差しで暖かそうだった。



ここで5時間経過。
あまり無理するつもりもないけれど、折角なのでもう少しだけ進んでみた。
しかし、風が強くて冷たくて、11:30弥山を望める所まで来て折り返すことにした。


尾根を直登する冬道はこんな感じでまだ地面が見えていた。


階段はもうすぐ埋もれそう。


なんとか弥山に登り返し八経ヶ岳へ


13:00(7H00M)


山頂はたくさんの新しい足跡で踏まれていたけれど、誰もいない。
先週も来たけれど、今日もいいお天気で、でも釈迦ヶ岳とかはガスでクリアでなく、
そういえば、師匠が氷ノ山で元気な姿映してたのを思い出し、自分もやってみることに^_^;

気温低いし風あるし、シャッターチャンスは一度だけだろう。
三脚ないので適当にカメラ置いて、タイマーは10秒にセット。
ファインダー覗いてアングル確かめ。準備完了かな?
そそくさと上半身のウエア全部脱ぎすて、半押しして、えぇ~~っとポーズは。。。


ハダカマンですけど、何か?


下りは淡々とエッサホイサッサで降りていき、稲村岳を惜しんで、


16:30(10H30M)川合着


GPSロガーの調子が悪くて記録なし。ルートは緑色。


雪は少ないけれど、1800mを超えるところは十分冬山楽しめたと思う。
アイゼン未使用。これからのドカ雪に期待。

感謝。


2016年1月6日水曜日

2016-01-04大峯:八経ヶ岳

正月休みは、飲んだくれて家でゴロゴロしてばかり。
お向かいの大木にやってくる小鳥たちを眺めては日がな過ごした。

1/2、緩んだ気持ちを奮い起こし、お山に行こうと車を走らせたが、
京奈和を南下するあたりで萎えた^_^;
緩んだ気持ちで登っても怪我するだけ、と言い訳して∪ターン。
帰路にシューズを忘れてたのに気づいた時は一人で失笑した(失笑)
DNSを即断出来たのは、今年も幸先いいぜってことにしておこう^_^;

仕事始めは1/5。
さすがに1/4を逃せばまた更に1週間運動できないかと、
1/2の荷物にOUTDRYをしっかり追加して出発。


ルートは、川合から八経ヶ岳だ。
暖冬で雪も殆どなく、月曜だし誰も登ってないんじゃないかと思いつつ、
正月ボケで準備もダラダラ、十分に明るくなってしまって、ようやく出発出来た。
06:45川合発


気温は4℃程だったか
冬のベースレイヤなので、寒さ対策というよりは逆に暑さ対策。
寝たきり状態からの運動なので、無理せず最初の植林地帯を登る。

ここは標識増えてるけど、下山者が尾根をそのまま進んでトラブルんだろうか。


林道に出た時は既に太陽が十分に上がっていた。
バリコヤと朝日に輝くススキ


熊渡からのルートと川合からのルートを比較して、
距離の短さから熊度を選ぶ方多いと思うが、登る高度はほぼ同じなわけで、
水平方向の距離はさほど苦でなく疲労度は同じと思う。
時間差は、川合から熊渡への車の移動も含めれば40分程じゃないかな。
坪内林道を通るにしても、路面は十分平坦で通過しやすく、
下山時の熊渡の林道歩きの辛さを考えると、
トレランナーとしては、最後まで下りを楽しめる川合ルートを選ぶと思う。

天女の舞へ分岐には、熊のう◯こが大量にあった。
ここで待ってると会えるかもしれない(≧ロ≦)

トラバースする夏道は、見新しい倒木が何本かあったが苦なく迂回できた。

金引尾根分岐
ここが今の積雪の境界だろうか


今朝付けられたと思われる真新しい足跡があったが、
熊度へ降りて行かれたようだ。

ナベの耳?辺りで雪はこんな感じ


10:00(3H15M)レンゲ道分岐
おにぎり休憩


下山者はレンゲ道を降りてきたようだ。弥山泊だったのかな?

夏道を進むけど、辺りを見回し
雪が積もったら正確に夏道をたどるのはまず無理だろうなと再確認した。

八経ヶ岳見えてきました。
なんて雪の少ないこと(≧ロ≦)


明星の森?からの眺望
天気には恵まれてます


稜線に出ると風が強く当たるようになった。
下山者の足跡は明星ヶ岳の方から続いていた。
山頂でテン泊だったのかも。

頂仙岳方面の北側の景色


11:20(4H35M)八経ヶ岳


腰の温度計は、日があたって5℃程
風が強いので体温確保にアウター密閉する。

正直言って何度もココに立ってるわけで、取り敢えず何かしようと、
少し違うアングルで釈迦ヶ岳を写してみた。
南方は、雲がだいぶ近づいて来ていた。


弥山・狼平の周回も考えたけど、狼平への下りが足元滑リそうな気がしてパス。
そのままピストンとした。


膝がかなり回復しているので、下りも担々と楽しめる。
途中、お二人が登ってこられた。装備からすると弥山避難小屋泊かな?

金引尾根分岐を見下ろして


この後は足元の心配もなく、エッサエッサと緩い下りを駈けて楽しんだ。

鉄塔から稲村岳方面
北側の空もだいぶ雲が発達してきたようだ。


14:50(8H05M)川合着


雪は少なかったけれど久しぶりのコースを、いい感じで駈けれた。


GPSロガーは電池切れで、片道のみです^_^;




大峰山系、今年もよろしく。


2016年1月1日金曜日