2024年9月8日日曜日

2024-09-07大峯:八経ヶ岳(#152)90番から

 約1ヶ月ぶりの山行。

暑さと、微妙な天気予報に阻まれて行けなかった。

週一のお山の運動を4週行わないと、

食欲不振・飲み過ぎと、身体の不調に悩まされた。

昨夕も食べそこねてるw


久しぶりのお山は、いつもの調子を戻すべく

王道の90番から八経ヶ岳


169の通行止め解除5時前に少し並んで、90番へ

先着というか前泊っぽい車が2台おられた。


6時発


最初の鉄の階段登っただけで息切れw

ペースを落として進む。

暑い季節に登る人も少なかったのか、トレイルの踏み跡が薄い。

これから涼しくなってまた濃くなってくるだろう。


「トレイルの踏み跡薄く夏の果」


タイタン出合でおにぎりx2の朝食

快晴の八経ヶ岳を眺めながら。プライスレスw


大普賢岳方面も涼しげ


奥駈道の稜線は、無風で鳥も蝉も鳴かず、無音空間

ここを駈けるのは、相変わらずプライスレスだw


「法螺貝や大峰山の朝涼し」


一ノ垰あたりにトリカブトが群生

朝の光に映える株を一枚


1516Pから山上ヶ岳方面


弥山から釈迦ヶ岳へのパノラマ


奥駈道出合からは、足の筋肉が悲鳴を上げだす。

明らかな運動不足、一ヶ月ぶりなんだからそりゃそうでしょうw


弥山の鳥居の前から八経ヶ岳


国見八方覗から大普賢岳への奥駈道の稜線


コルからの八経ヶ岳


山頂ではスマホで撮ってSNSにアップしたりしたが、

デジイチは取り出さなかった。

152回目なんだしw


燕みたいな小さい鳥が一瞬飛んでいた。

腰を下ろしたそばの枯れ枝に、小さなミミズがよじ登ろうとして落ちた。


後は怪我なく降りるのみだけど、足の踏ん張りが危うそう


弥山山頂を20mほど下ったところの桜

隣の木に倒されてトレイルに張り出しているけれど、

葉っぱは元気そうで、また来年花が見れたらいいな。


足を前に出していればいずれ帰れるという気持ちで、

水分補給しっかりして復路

腰の温度計は22℃ぐらい、日差しは強いが木陰は涼しかった。


タイタン出合で、もう一度八経ヶ岳を拝んで90番へ降りた。



トータル 7.5時間、14km、累積標高1350m



感謝。



2024年8月4日日曜日

2024-08-03大峯:七曜岳、90番から

 日曜は15時頃から雨予報なので、お山は土曜日とした。

なるべく標高の高いところへ、309の通行止めも一部解除されてるようなので、

久しぶりの90番から大普賢岳を目指すことにした。


5時50分発


暑さ対策で、水は3L担いだが重くて余計に汗が出るw

タイタン出合で朝食、おにぎりx2

弥山、大普賢岳を眺めながらの朝食はさすがに気持ちいいなw


クサタチバナ群生地、実が大きくなってる。


トリカブトはまだ小さな蕾。

だから、先週の西大台のトリカブトは例外だたんじゃなかろか。


よく見ると、山芍薬の実も大きくなっていた。


バイケイソウはやはり溶けてるというか枯れてるなぁ。

そういう年もあるんだ。来年はどうなるんだろう。


行者還の水場に、「コノ上水バ」ってあったw

ただこの日は水の流れる音もしなかったので確認せずに過ぎた。


いつものところで一枚

ほぼ毎回同じ構図だけれど、今回は緑が濃いなぁ


ちょいちょいトレランさんとすれ違っていて、

腰に番号つけてる人がいたので尋ねたら、早駈のレースらしい。


「早駈」とは、大まかに言うと洞川あたりを起点に山上ヶ岳へ登り

稜線伝いに大普賢岳、八経ヶ岳を経由して、

熊渡からみたらい渓谷の遊歩道を通って周回する40km程のコースを言うんだけれど、

もちろん、起点を熊渡にしたり天川村役場にしたり、反時計回りもありだし

の一般名称。

私は23回やっているが10年前が最後でそれ以降行ってない。

多分もう無理w


七曜岳に着いて、ここまでとした。

暑さでバテ気味だったし、この先暑いだけの予感だったので。

八経ヶ岳には雲がかかり、大普賢岳は蒸せた水蒸気の中だ。


11時頃着


アプリが動作不良で、ログが取れなかった。

多分、汗でスマホの画面が濡れて誤動作したんだと思われる。



ブンブンうるさいアブはトラロープの疑似オニヤンマで追い払った。

アブは春、オニヤンマは秋の季語らしいが、季節は夏だw


「旋回す虻(アブ)の羽音へ鬼蜻蜒(オニヤンマ)」



鳥も鳴かず蝉も鳴かず、山は静まり返っていた。

山も夏バテの様相


「山深し耳鳴りするや蝉鳴くや」



来週はお盆休み、何処へ。。。



感謝。
































2024年7月29日月曜日

2024-07-28台高:東大台・西大台

 暑さを避けて標高の高いところへと、

今週は車で約1600mまで行ける大台ケ原を選んだ。


5時半発


駐車場はかなり車あるけれど、人の姿はあまりないなぁ。

皆さんもう出発したのかな、夜星を眺めて寝てるのかな。


日出ヶ岳で、景色を眺めながらおにぎりx2の朝食。

ガスが流れて視界がどんどん変わっていく。


「朝焼の日出ヶ岳ガス登り来る」


正木峠へ



ベンチは新しくなっている


大蛇嵓、朝の日差しが楽しい


シオカラ谷

沢山の人が寛いでいた


8時過ぎに駐車場に戻ってきてしまう。

当日券あれば西大台へも行ってみたいと売店へ行くと、

窓から店員さんがテーブル拭きをしていたので尋ねた。

開店は9時なので、それまで店の前のベンチでぼんやり雲の流れるのを見ていた。


「大台やガスの流れと晴れの間と」


許可証をもらって9時半頃から西大台へ

いつものように反時計回り

今回が4回目だ


2012-06-23台高:西大台x3

2023-06-25台高:大台ケ原(東大台・西大台)

2023-09-03台高:東大台・西大台


10年前は元気だったんだねぇw


最初の沢で対岸にトリカブトが咲いていた。

大峰のと比べて、紫色が濃くて、花の口が大きく開いてないような気がしたけれど、

気のせいかな?

何度も渡渉する



西大台の防鹿柵の出入り口

10年前からこの仕様で変っていない。

大峰の防鹿柵は毎年のように工夫されて変ってきているけれど、

ここの柵の形式を取り入れることを何故しないのかなぁ?

あえて優しく言ってるつもりですけど。


苔、これ家にあったらいいなぁw

渡渉


渡渉


かぼちゃの木


展望台から


大蛇嵓はあの辺と曖昧に見ていたけれど、

茶色くハゲて見える展望台と、斜め右下に大蛇嵓が見えているのね


小処方面への標識に今回始めて気づいて進んでみた。

ゲートはロープしてあるだけだったw


帰ってビジターセンターで標識は最近設置したのかと尋ねると、

前からあるとのことだったが、自分の記憶を信じたい。


吊り橋は二本とも新しくなっていた。


沢でパンx2食べる。


ここからは地味な登り



トータル 6時間、17km、累積標高850m


トリカブトの濃い紫が印象的だった。

蝉が鳴いてなかった。

虫はほぼいなかった。

バイケイソウが枯れてるように見えた。



2024年7月22日月曜日

2024-07-21大峯:八経ヶ岳(#151)しなの木出合↑90番↓

 アーカイブを見ると、弥山・八経は4月6日以来で久しぶりだった。

どおりで行きたい気持ちが強かったのだ。


東側169からは通行止めの為アクセスできないので、

天川村役場から登るか、西から酷道309を行者還トンネルまで行くかなんだけれど、

標高約700mからえいこら登るのも難儀で、

標高約1100mのトン西からサクッと登るほうが楽なわけで、

ただあの酷道での車のすれ違いにまだ自信がなくて、

更にこの時期みたらい渓谷は水遊び客でごった返してるはずで、

それを考えると躊躇してしまうんだけれど。。。w


ということで、帰りの事はその時まで忘れることにして、トン西まで突っ込んだ。


車はいつもの広場に止めた。

道中、車を前後してきた岡崎ナンバーのご夫妻が横に止められて、少しお話した。

次にその横に車がやってきた女性が、八経ヶ岳まで4時間で行けるかと聞いてきたw

長野に住んでいて最近奈良に引っ越したとのことで、体力問題無さそうな親子


実は道中、この二組に何度か遭遇することになる。


5時半発


八経ヶ岳の姿を拝みたいので、しなの木ルートを選択

久しぶりだったけれどかなりの急登で、

途中トラバース気味なところでルーファイ迷い気味で、

峠に着いた時には、汗だくで息が上がって、

もうありがとうを行って下山してもいいくらいだったw


八経ヶ岳が見えた。

いつ雲に隠れるかわからないのでとりあえず一枚。

山頂に雲がかかり始めてるけれど、あれは消えてゆく雲だと思いたい。


一ノ垰から大普賢岳

緑濃いなぁ


奥駈道を外れて1516Pへ

山上ヶ岳から大普賢岳


弥山から釈迦ヶ岳


毎回おんなじ写真撮ってるけれどw


奥駈出合からは早朝でも人が行き交う。

弁天の森手前の倒木は跨いで通れるぐらいになっていた。

理源大師からの九十九の登りで、岡崎のご夫妻に追いついた。

上はガスってるっぽいとお互い嘆くw


弥山に着いて、八経ヶ岳を拝めるいつもの鳥居前に腰を下ろした。

ガスガスw

でも流れは早く、たまに稜線が見えかけたりもする、上空は晴れてるのにw







「ラピュタのごとく夏雲払え八剣山」


岡崎のご夫妻も到着して、ガスの流れを見守った。


このガスで八経ヶ岳へ行っても景色はないので、とりあえず狼平へ降りることに。

こちらの防鹿柵もカーテンタイプに替わっていた。


階段の脇にはオオヤマレンゲの小さい株が元気育っている。

けれど、この株が花をつける頃まで自分は登ってこれるだろうかw


あじさい、季節外れ?


狼平には小屋前でお二人休まれていた。

小屋の中を覗くときれいになっていて安堵。

ただ、窓際に何やら梅干し?っぽいのが忘れられていた。

持って帰ってください。


小屋前は相変わらずの焚き火跡、焚き火止めましょう


吊り橋から小屋方面、手前の木が大きく成長して小屋が隠れてる。


1600m程から300mの登り返し。

久しぶりのレンゲ道、相変わらず憩いの空間

と、長野から引っ越してきた親子が降りてきた。

お初で弥山を周回するのは流石。


八経ヶ岳手前で岡崎のご夫妻とすれ違う、明星ヶ岳へ行かれるとのこと。


山頂は沢山の人

パンx2食べて、お決まりの弥山方面と釈迦ヶ岳方面



弥山へ戻ってガスのとれた八経ヶ岳を確認


昼を過ぎてる時間なのにまだ登ってこられる人は弥山小屋宿泊なんだろうか

そうとは思えない若者グループもいるんだけれど、自己責任で無事に下山してね。


奥駈出合から沢沿いルートで降りるのも考えたが、

時間的にまだ早くて、帰りの道のすれ違いを考えて

もう少し降りないでおこうと90番を目指すことにした。

少し過ぎたところで、カメラ女子お一人

1516Pへ登り返して、朝と同じ方角を眺める


一ノ垰


カメラ女子は東口には降りずに先に進むので大丈夫かなと思いつつ、

尋ねてみると、鉄山から登って周回して行者還岳から降りるとのこと。

ご苦労さまです。無事のご帰還お祈りしますw

装備しっかりしてそうだったから、道に迷っても夜を明かせそうと見受けた。


タイタン出合から、弥山と大普賢岳




ここに立つのはかなり久しぶりだ。


降りていく途中で、サンショウウオ。多分。

何だかじっとして動かない。

尻尾掴んでお腹の色見たが、全体に同じ羊羹のような色だな。

ピクッとしたけれど、逃げ出すこともなくじっとしてるので、

もしかして干からびてるのかと、水を少しかけてあげた、生きてねw


90番は当然車なし


トンネル東口の通行止め

距離標84番付近とある



それ以前からある通行止めの看板は距離標42地点とある


とまあ2重の土砂災害だから今年は169からのアクセスは不可だろう

下北山の土砂災害もあるし手が回らないんじゃなかろか。


東口、徐々に崩れてます


トンネルからは涼しい風が吹き出して、真っ暗闇の中遠くに西口の光が見えた。

約2km程を一人歩くのもなかなかな体験だ。

写真はスマホの長時間露出で明るく見えてますが、実際は出口の光しか見えません。


駐車場に着くと、ちょうど岡崎のご夫妻も帰り支度していて、

長野からの親子も到着と、皆さんそれぞれ一日満喫されたようだった。


さて、問題の帰路。

みたらい渓谷までは、車数台が連なって対向車無しでOK

しかし、トンネルを抜けたところですれ違い出来ず


しばらくして警備員の人が来て誘導を始め、ようやく事なきを得た。

警備員さんいなかったらどうしようもなかっただろう。

これまで警備員さんいなくて難儀したこと何度もあるので敬遠したいルート、

とりあえずこの日は難なく行けたほうだw


トータル 9時間30分、21km、累積標高1650m


何度行ってもまた行きたくなる大峯に感謝。