年末にもう一度だけ大峯に行きたいな、と思いつつ、
2009年に2度失敗して懲りてたので、半分あきらめていた。
ところが、爺さんのブログ「ホワイトクリスマスin弥山・八経ヶ岳 (12/12/23~24)」を拝見すると、
どうも雪はあまり深くなさそうで、且つ、
前日の天気予報では、かなりの好天が期待できそうだったので、
自分でもいけるかと、玉砕覚悟で行ってみた:-)
川合までの道は凍結してないだろうと思いつつも、
最低気温がかなり低かったので、もしかして天川村役場にさえ到着できないかもと思い、
事前準備は全くなし、ほぼ寝間着姿で向かった。
6時に天川村役場に何とか到着してのそのそと支度を開始。
ここの公衆トイレはいろんな方が利用されているようで、
今日は、土木系のトラックが4台ほどやってきて、チェーンをつけたり窓の氷を溶かしたり準備をされていた。
7時30分、ようやく出発^_^;
役場の気温は-3℃だったが、寒さ対策の感覚がうまく出来てなくて、ウエアはフル装備で出発。
ところが、植林地帯を登りはじめた途端、暑くてピークシェルと、ナイントレイルを脱いだ^_^;
少し雪が積もっているくらいで、まだまだ大丈夫。
林道の手前ぐらいから、新雪で足元が滑って登りづらくなったので、
簡易アイゼンと、ついでにゲーターも装着。
林道からはナイントレイル着て行く。
栃尾辻辺りからの急登で、雪は膝下15cmくらいか。
まだそれほど大したことないんだけど、雪がフカフカして登りづらい。
ポールも使って体重分散させて進む。
カナビキ尾根分岐辺りから陽が照りだして、霧氷が輝き出す。
ここからの急登は更にキツイ。
高崎横手のトラバースは、滑落するとかなり下まで行ってしまいそう、
ふかふか新雪がトレイルを隠していて、超慎重に一歩づつ蹴りこんで進んだ。
狼平との分岐で4時間を経過し、慣れない雪道を登って来たせいか、普段よりも疲労していた。
レンゲ道をいけるとこまでと進んだ。
雪の上の足あとは、登り始めから獣のみ。
夏道を何度か外しながら、何とか弥山と八経ヶ岳を望めるところまで辿り着いた。
弥山
八経ヶ岳
無風、天気最高!
青空に白く映えて美しい。
今年の見納めにもう一度拝めて、涙出そうだった。
無理せず、日が暮れる前に下山することにする。
買い換えたauのiPhone5が繋がるかためしてみると、アンテナは1つか2つ立つこともあったが、
フェイスブックに写真をアップしようとしたら接続できませんと言われてしまった(>_<)
下りは、太ももがツリそうになり何だか疲れたし、霧氷を眺めならがハイクモードで降りた。
16時30分着、トータル9時間
大峯から降りてくると、いつも心も体も浄化されたような気持ちになれる。
ありがとう大峯、来年も宜しく! 感謝。