ムクドリたちは、夕方になると街路樹や電線にたくさん群れて賑やかだが、
昼は静かにのんびりしているようだ。
センダンの実は食べ尽くしてしまったが、地面に落ちた残りを食べに来ているようだ。
あまり食が進まないのかも。
(リハビリ継続中)
自分ではいわゆる「お水取り」の行事と言っているけど、
正式名称は「修二会(しゅうにえ)」であり(さらにその正式名称がある(笑))、
その一環の一つとしてお松明やお水取りの行事がある。
<修二会について>
東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は、天平勝宝4年(752)より創始され、以来毎年欠かさず行われており、
今年平成31年(2019)には1268回(=2019-752+1)を数える。
修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言い、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である「十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔すること」を意味する。(悔過は懺悔の古称)
ということで^_^;、二月堂周りはお水取りの準備が着々と進んでいる。
舞台下に押し寄せる大勢の観客が、石碑や神社を壊さないように、竹の柵が施され
段差を踏んで地面を傷めないように、板の階段が置かれている。
昔間近で見たことあるけど、長時間身動き取れなくて大変だった。
今は誘導してるのかなぁ。
松明の竹は既にたくさん奉納されはじめてるようだ。
期間が長いので百本ぐらい使うのではなかろか。
三脚を立ててカメラマンが狙うのはここから。
望遠で狙って悦に入るんだろうねぇ。
ここも大勢のカメラマンが地面を傷めないよう補強がされている。
(リハビリ継続中)
隣の家の大きな栴檀(せんだん)の木には、いろんな鳥たちがやってくる。
冬場の実を食べようとやってくるヒヨドリやムクドリの群れ。
名も知らない小さなのやゲラの仲間は心和ませてくれる。
カラスなんかもたまにいい感じの時があったり。
そういえばと、金剛山には野生の鳥が餌付けられていたのを思い出し、
半年ほど前にホームセンターで適当な部具を買ってきて餌台を手作りしてみた。
当初は餌が何日も放置されている状態だったので、素人じゃだめだったかと諦めていたのだが、なんとなく場所が悪いのかなと、少し見通しのいいところに移動させてみた。
それが良かったのか何は知らないが、シジュウカラのつがいが毎日やって来てくれるようになった。
まだ人の姿を見ると逃げてしまうので、そっと覗き見るだけだけど、
毎日エサをあげるのが楽しみになった。
お山にはいつ行けることやら。。。^_^;
天気が良いので、少し足を伸ばしてリハビリ散歩。
ゆっくり歩いて4時間だった。
東大寺の西側の池の畔に自転車を止め、そこから出発。
二月堂周りではもうお水取り(節分?)の準備が始まっている。
二月堂より、東大寺越しの生駒山
四月堂前の広場も会場が作られ始めている
若草山の山焼き跡を眺めて林道を登り始めると、すぐに巨木が現れる。
春日山原始林は、天然記念物であり世界遺産なんだよね。
あんまり宣伝してないと思うけど。
ここは巨木の数々を見上げ見上げして散策するのが良いと思う。
ドライブウェイを車で走ったりでは、上を見上げられないし、
ジョギングしてる人も前ばかり見ちゃってもったいないのだ。
写真では伝えづらい、その場で首を上下して眺めないと。
若草山山頂は晴れ晴れ
ドライブウェイを進んで、春日山最大の山桜、の根。
広角のスマホで枝分かれの部分まで。
山の東側で日が当たりにくくちょうど霧氷が溶け落ちるタイミングだった。
普通に歩くとこんなふうにしか見えないですが、
幹に沿って視線を上に移していけば、原始林の素晴らしさが味わえます。
出し惜しみなく多いんです(笑)
奈良盆地なので大峰とかのように強風にさらされないため倒れず
そして春日大社の山ということで手が入らなかったんでしょうね。
緩やかに下れば、志賀直哉旧居の方に降ります。
大阪方面から一日遠足で来るにはちょうどいいコースの一つかと。