右膝もまだ違和感あるし、生活もバタバタしていたような。
天気もぐずついたり、気温が高かったりしていたような。
昨日は宴会で帰りが遅くなり、しかし今日こそはお山、と気合だけは入っていた。
天川村役場に6時前到着。気温0℃雪なし。
お山は雪あるのかなと心配しながら、ごそごそ準備する。
6時20分、ヘッテン点けて出発。
送電塔に来てようやく地面が白くなり始めた。
林道までは、アイゼンもゲーターも不要。
林道手前で朝日受けるお山が覗く。
今日は当りな予感\(^o^)\
林道からの稲村岳
さらに、当りな予感が増大o(^o^)o
ゲーター付けて林道を進み、山道からは簡易アイゼン装着。
雪少ないなぁ。
栃尾辻からの急傾斜を登り、トラバースルートを眺めるも真っ白。
仕方ないので天女の舞へ直登。
ズボリ出すので、スノーシュー装着。
本日の天女の舞。
カナビキ尾根分岐に誰か居るかと期待したけど、誰もいない。
こんなお天気に、みなさん出遅れてるのかな?
この辺りでもうすでに疲労感出始めた^_^;
全く運動してなかったんだから当たり前だ。
立ちはだかる冬道の直当ルートに圧倒され、夏道を進んでみる。
しかし、少し登るとトラバースが面倒で、結局尾根へ登った。
ナメリ坂も尾根伝いに登る。
すると東の方向に雲をたなびかせる立派なお山が見える。
この角度から見たことなかったけど、大普賢?かな。。。
頂仙岳への登りでトラバースか直登か一瞬迷うも、
もうすでに疲れていて登りたくなかったのと、
トラバースのルートが何となくイメージ出来たので行ってみた。
新雪が覆うまっさらな急斜面に、体重を乗せて一足数回ずつ慎重に踏み込んでいく。
パウダースノー下の絞まった層を砕いて足場を作っていく。かなり辛い^_^;
それでもなんとか通過できた。
レンゲ道へ向きを変えると、ご褒美のように日が差してくる。
霧氷はまだ少ないが、空はため息の出る青さだ。
日裏山から先、尾根伝いに行けないので東側にトラバースするんだけど、
感覚鈍ってるようで、降り過ぎで、無理やり登り返したり、
何してるんだろ俺、的なプチ焦りで時間ロス。
取り敢えず、八経ヶ岳を拝めた。
辿り着けるか、、、疲労もかなりだ。日没を考えると13時が限界か。
しかし、ここまで来たらって気持ちはあるなぁ。
勇気ある撤退を勿論優先して、ペースセーブして進む。
鹿よけの柵を見つけて少し安堵、弥山辻から山頂まではあと少しだ。
夏道なんか行くわけない、足は自然と稜線へ向かう。
天空へのプロムナード、涙出てきた。
もう、山頂が目の前だ。
少し近づいて
また少し近づいて
笑いながら泣けた。
12時30分、気温0℃、微風。
大普賢岳
明星ヶ岳
まだまだエビの尾は小さいかな。
360度の景色を目に焼き付け。
自分の持ち物を再確認したような勝手な満足感を抱き。
また来ようと思った。
感謝。