暖冬とはいえ、なかなか寒さに体を慣らせられない。
お山のイメージは寒いだけで、
先週、先々週と気持ちを乗せれなかった。
日曜は天気良さそうだったので、何とか家を飛び出した。
車で阪奈道路を南下して309に合流するまで行先を金剛山にするか悩んでいたけれど、
これといった判断もなく、習慣的にハンドルを大峯へ回していた。
凍結していたら熊渡に戻ろうと309を進んでみたら、難なく大川口まで辿りつけた。
05:30
先行してお二人が出発される。
ヘッテンの先は鉄山に向かってなさそうだ。
トン西からアクセスか。
私は、アスファルト歩きを避けて小坪谷から行者へ行く予定。
明るくなるまでじっと星空を眺めながら待機。
気温-4℃
レイヤリングが全く分からない。
寒かったらアウトなのでありったけまとってみる。
06:30発
吊橋渡ったところで、暑くってレイヤリング仕切りなおし。
風もないし上はミドルウエアだけで十分。
手袋不要。パンツもカッパに替える。
ゲイター装着して、再出発。
もちろん、ベースレイヤは冬仕様。
小坪谷は、こんな感じで、ちょっと不安。
谷を登って、トラバースに入るところには吉野警察署の標識も設置されていた。
新しいピンクの蛍光リボンが、行く先を案内してくれていて助かる。
鉄山に日が差してきた。
弥山もいい感じだ。
行者還が見えてきた。あと少し。
08:20(1H50M)
天川辻。
朝の日差し、静寂、凛とした空気、空は青く突抜け、白く輝く奥駈。
飽きるほど来てるはずなんだけど、また感動してしまうんだよなぁ。
ランニングハイ的に気持ちが高ぶって、
雄叫びを上げ、嬉しくて大笑いしながら駈けまくる。
こんな時空を独り占めしてるんだよなぁ。感謝。
解け落ちそうな霧氷が輝く。
弥山もこれまでで一番クリアに見えてるんじゃないだろうか。
八経ヶ岳の上の人が目視できそうだ。
奥駈と大普賢岳
はしゃぎすぎてちょっとバテ気味(笑)
奥駈出合からは足跡あり。
理源大師も楽しそう。
中腹から大普賢岳
そして本日の八経ヶ岳
鞍部には霧氷が残っていた。
11:30(5H00M)八経ヶ岳
山頂から大普賢岳方面
山頂も無風。
見渡す限り雲一つなし。
釈迦ヶ岳方面
5時間経過なので、復路ピストンとしてあまり時間の余裕ないかも。
暗がりの中小坪谷を下るのはあまり心地よくない。
3週間ぶりで疲労感も心配。
ってことで、そそくさと山頂を後にした。
トンネル西口に降りて無難にアスファルトを歩いて降りる選択肢もあったけど、
アミノバイタル効いてるのか何とか行けそうなのでピストンすることにした。
14時でも空は雲一つない。
往路と同じ所からの弥山。
大台ケ原と月
14:20(7H50M)天川辻
小坪谷の下りは慎重に慎重にって思ってたのに、2度ずっこけた^_^;
1度目は、最初の急傾斜の岩場で足を滑らせすねを打って悶絶
2度目は、緩んでぬかるんだ斜面で尻もち。。。ったく(≧ロ≦)
15:30(9H00M)吊り橋着
見上げると、いつの間にかうろこ雲が空を覆っていた。
まだまだ飽きる心配しなくてよさそうだ。
さすが大峯、感謝。