2015年7月23日木曜日

2015-07-23痛風

今回の縦走で、右足親指付根を悪化させてしまい
少し不安になったので整形外科に行ってきた。


長い待ち時間の後、問診受けて、レントゲン撮って、エコーで診て、

日頃から尿酸値が高い、打撲によるものではない、骨に異常なしなどから

診断は、「おそらく痛風です」^_^;


取り敢えずの対処は、炎症抑えて痛みを取ること。

効果的なのは患部にお注射、数日で治る。
内服薬なら、2週間ほどで治るだろう。

お注射を却下して、出してもらったお薬は、「ロキソニン」
そんな名の知れたお薬出されても、あんまり難有みないなぁ。
だから、病院に行くの嫌なんだよね。(≧ロ≦)

悪化すると、腎臓や心臓に障害が出てきますと脅され、
血液検査するか?、内科紹介するか?、松葉杖要るか?って、
お医者の営業トーク困るんだよねぇ^_^;

ビールのプリン体が悪さするから、焼酎の方がいいとか言われていたけれど、
最近は、食事全体のカロリー制限療法を取るそうだ。
これは行って得られた情報。数年後にはまた常識が変わっているかもしれないけどね(笑)

さて、次のお山はいつどうなることやら。。。^_^;


2015年7月22日水曜日

2015-07-18~21後立山連峰縦走

「白馬岳」、「後立山」というキーワードで設定した縦走コース。
昨年、劔に登った時に利用した扇沢の無料駐車場に前泊しての出発だ。

06:40
出発が遅いのは、雨なので鹿島槍ヶ岳以降の危険地帯は明日に回して本日のお宿を冷池山荘としたため。
柏原新道を登り、稜線から爺ヶ岳。


のんびり雨に濡れながら、昼前にはお宿に着いた。
天気予報は頼りなく、明日は少し晴れるものの明後日はまた雨だと言う。
それなら明日は、少し無理しても一気に唐松の先の不帰危険地帯をぬけてしまいたいけれど、どうだろう。。。

翌朝、予報通りの雨。風は幸い穏やか。
4:30発
ガスで周りの様子がわからない中を行く。
鹿島槍ヶ岳南峰まではゆるやかな登山道だったが、
山頂を境に岩場の急斜面へと一気に形相が変わった。
岩場のアップダウンを繰り返し、


6:20北峰


更にここから鎖や梯子の連続で、キレット呼ばれるあたりは地層が壮絶にぶつかり合っている。
「何しにここに来たんだっけ?」って疑問が頭をよぎりつつ、カスの先に突然キレット小屋が現れた。



玄関に入らせてもらい、主と少し話した。
天気が良かったら休日だし稜線は人でいっぱいだったろうという。
自分にとっては好都合な天候だったのかもしれない。

小屋から先も危険地帯は続き、花を撮りつつ、



10:00五龍岳
お弁当を食べながら眺めていると、一瞬ガスの切れ間に立山連峰が見えた。


五竜山荘は直ぐに望めて、その先唐松岳へと進む。


これまと比べればそれほど難所は無いけれど、足がかなり限界になっている。
時間は十分あるからと無理せず進む。






13:00唐松岳山頂山荘着
時間あるけれど、体調不十分のため今日はここで終了。



翌日4:00発
白馬山頂にタッチして大雪渓を降りる予定だ。

幸い雨はやんだが風は強くなった。

4:15唐松岳
ご来光を期待して待つより先を急いだ。


山と高原地図では点線ルート。
濡れた岩場を慎重に進む。
上級者ルートと言っても、一歩一歩確実に進めば特に危険はない。
ただ、ザレていてこけると崖から落ちそうとか、
足元覗くと100m以上ありそうな所あってビビる箇所はあるので、ええかげんには進めない。
その緊張感の継続が疲労となって事故になるのかもしれない。



不帰剣を降りて一息つくと、後ろから単独登山者お一人やってきた。


もうすでにここで、自分の足は限界だったのだ。
運動不足で太ももがパンパン。右足も痛みだしていた。

時間は早いので、とにかく一歩一歩前に進もう。
登っては来た道を振返り、


下ってはまた登らせてもらい、


また下っては登らせてもらい、


雷鳥の親子に出会って、(雛3匹写ってます)


大きな岸壁を登ったら形相が緩やかになった。
ここは、トレランにピッタリだ。


ただ、自分の足は普通に歩くのさえ痛みを伴って今は走るどころでない。

天狗山荘では、雑巾掛けするにこやかな女将と言葉を交わし、雪解け水を補給して前に進む。


鑓ヶ岳を見上げ、


ようやくガスに頭を隠した杓子岳、白馬岳が見えた。


楽しそうにハイクを楽しむ人達。お花もキレイだ。


なんとかごまかしごまかし、ストック頼りで前に進む。
下りが更にきつい、半歩ずつ半歩ずつ、休まずとにかく前へ。
休んだらもう動けそうにない。


そして、12:30白馬山荘についた。
無理して降りても下で車中泊になるだろうし、明日の朝ゆっくり雪渓楽しむ事にした。


白馬山荘は、見た目大きくて立派で高級そうな印象だったけど、
内部は木造でかなり年季が入っている。
相部屋の引き戸はガラスが入っていて30年前からそのまんまって感じ。
ただ、しっかりメンテされていて古さというより年月を感じる。
トイレも衛生的で、大の個室は入り口を過ごし前に出して中のスペースを広く改築されている。
愛され続けている山荘だ。

夜は、かなりの疲労で耳栓もせずよく眠れた。

朝食は5時から。
4時に起きだして窓の外を見ると、晴れてる!
これはご来光見れるかもと息を切らせて山頂へ。

ガスが乱舞する中、日が昇り始めた。


辿ってきた後立山連峰


影白馬


そして剱岳



雨風の中、緊張の連続で岩場を登り降りし、足の痛みに耐えて白馬三山を越えてきた。
そのご褒美なんだろうか、そう思いたい。


朝食を終えて、劔を見納め大雪渓へ



ここでも4匹ほど雛を連れた雷鳥親子に出逢えた。


快晴で日差しは強い。


振り返って一枚


猿倉から10:10のバスで下山。
電車で信濃大町、そこからバスで扇沢へ戻った。


体調万全だったなら、、、そんな言い訳はいつもの事だが、
その御蔭か縦走ゴールの白馬岳で見事なご来光を拝めた。
かなり強烈な印象を刻んだ後立山連峰縦走となった。


翌日、右足は腫れ上がり痛みで靴もサンダルも履けないため会社休んでこのブログ書きました(≧ロ≦)









2015年7月21日火曜日

2015-07-18~21後立山連峰縦走(予告編)


ご来光を拝めて、すべてが報われた。



辛い苦行だった。


杓子岳、白馬鑓ヶ岳の向こうは鹿島槍ヶ岳。




辛く遠い道程だった(≧ロ≦)










2015年7月13日月曜日

2015-07-12台高:コブシ峰

右足の痛風?はまだ完治せず。
でも今週も家でゴロゴロしていると精神衛生上悪いので、
散歩に出かけることにした。

高低差あまりない所ということで、大台ケ原を選択。
2周ぐらいしたら十分だろう。シオカラ谷への下りが辛かったら、引き返せばいいし。

奈良市内から大台ケ原まではちょうど100km、朝でも2時間かかる。
気合もゆるゆるで駐車場を出発したのは8時だった。

親指関節はまだ腫れてるのでシューズ履けず、サンダルで行く。

足の様子を見ながらのんびり日出ヶ岳へ。

梅雨の時期としてはかなりいい天気だ。
日出ヶ岳の展望台からは、大峯山系が雲の上にくっきり。八教・弥山もよく見える。


正木ヶ原の方へ進んで、お約束の景色^_^;


尾鷲辻まで来て、ふと思いついた。
尾鷲道は行ったことないし、確か高低差あまりなくゆるく降っていたはず、
行けるとこまでのんびり行ってみようか。

オレンジの新しいテープがしっかり案内してくれていたので、何の不安もなく辿っていく。
シルバーハイカーさん一人に途中すれ違ったけど、後は誰も居ない。
台高の長閑な森を行く、贅沢な散歩だ。

ただ、踏み跡が先ほどのシルバーハイカーさんだけとは思えないくらい賑やかに付いている。
下枝が切られていたり、軽い崩落地のトラバースは道の整備されてるような風にも見えるし。。。

2時間以上進んだだろうか、そろそろ戻らなきゃと思ってたところで、急登して地倉山に到達した。
展望あまりないけど、まいっかと帰りかけにふと先を眺めると、
200m程先の開けたところに十数人の人たちが休憩してるのが見えた。

こんな山奥で出会えるなんて、取り敢えずご挨拶しようと行ってみた。

着くと、そこはコブシ峰。


東の川下流もよく見える。雲が晴れてたら海も見えるんだろう。


皆さん気さくでにこやか。
尾鷲道が100周年に当たるとのことで、今日は尾鷲や各方面から集まって整備されてるとのこと。
その中に、佐藤光子センセもおられたので驚いた。こんな山奥でお会い出来るなんて。
センセは、高見山から台高を縦走して尾鷲に無泊で行くそうな(@_@)
TJARの練習としか考えられん(笑)

カメラをセットする、福田さんと佐藤センセ

夢ヤーヤさん撮影、集合写真



帰りはご一緒して進むも、サンダル散歩では付いていくのが大変。
先に進ませてもらおうと古いテープを頼りに丘を下りて行くと、後ろから戻れ―っと呼び止められた。
どうやら、枝尾根に入ってたようで、向きが真東とあさっての方向だったようだ^_^;

「地図もコンパスも持ってないなんて、ダメじゃーん」って佐藤センセに叱られました^_^;

その後、皆さんは作業しながらのため、私はまた一人尾鷲道を堪能しながら尾鷲辻に戻った。
15時30分。
そのまま駐車場に戻っても良かったけど、夕方の24号の渋滞にはまるぐらいだったらと、
大蛇ぐらの方へ周回することに。
下りは超慎重に進んだけど、シオカラ谷からの階段は、久しぶりの登りって感じで楽しかった。


駐車場に戻ると、ちょうど皆さん支度して帰るところでご挨拶出来た。

この季節、雨も降らずほどほどのお天気で、気温は20℃弱、虫も気にならなかったし良かった。
奥深い尾鷲道と賑やかな出合の取り合わせがなんとも不思議だった。

一番の収穫は、佐藤センセに“叱られた”ことでした(^o^*)/