2019年9月28日土曜日

2019-09-27台高:小雨の大台ケ原散歩

先週は、先々週に負傷した左足小指の付け根の痛みをかばいつつ八経ヶ岳だったのだが、
かばいすぎたのか反対の右膝を痛めてしまった。
しゃがんで立とうとする時力が入らないというか痛みが走る。
おそらく前十字靭帯損傷。
登りはなんとかなるが、降りがどうしようもない状態になってしまった。
膝がグラグラというかカックンする。

バンテリン湿布を貼ったらなおさら痛みだして寝付けなくなったので、
剥がして放置。で回復を待った。

こんな時は高低差の少ない大台ケ原がいいね。
駐車場から水平にスタート出来て、シオカラ谷のダウンアップが辛かったら引き返せばいい。

予報的には木曜かと思ったがまだ今ひとつ痛みが取れず、もう一日我慢して金曜に出動とした。週末は崩れそうだし。

広い駐車場はガスガスで、車10台程かな。人影が数名。でも、これから出発しそうじゃないな。

7時発。今日はのんびり散歩だ。

アルプスに行けない当てつけではないが、この幻想的な森は標高2000m弱の紀伊半島南東部、雨雲が押し寄せる大台ケ原ならではだと思う。


何かがいると思ったらカメラを向けて


展望ないし日出ヶ岳はさすがにパス。
正木嶺の木の廊下をシロヤシをくぐりながら進む。

誰もいない笹原、晴れていれば熊野灘が見れるけれど、ガスの中一人佇むのもいいもんだ。


「霧しぐれ大台ケ原をひとり行く」


大蛇グラもパス。
シオカラ谷への濡れた下りは膝に負担かからないよう細心の注意で降る。
登りは普段の登山からすれば何でもない。

10時着。

ビジターセンターのベンチでマーガリン入りレーズンパン食べながら、
スマホで雨雲レーダーチェック。Wi-Fiつながるしね。
見ると現在地点には雨雲はかかってない。
実感は、ガスと小雨の間ぐらいかな。小雨に近い。
久しぶりのカッパを羽織って2周目へ。

しかし、尾鷲辻でショートカットして戻ることにした。
尾鷲道へ進むのも選択肢だったが、このガスの中で迷うのはやめておいた。

帰りの大台ケ原公園川上線は行きよりも更に濃霧で10m先が見えないぐらいだった。
右膝への大きな負荷はなかったと思うので、来週には復活したい。
ただこれからは、今まで以上に下りの膝への負担を配慮しようと思う。
膝は鍛えられないし、歳だね^_^;

















2019年9月20日金曜日

2019-09-19大峯:八経ヶ岳(111)タイタンから

前回シューズの破損からコケたので新しいシューズを購入。
といってもどれがいいのか選べないので、前に購入してみて良かったスポルティバのウルトララプターを選択。
TJARで望月選手が履いていたというそれだけの理由^ ^;
モデルが古くなっていて合うサイズの色は女性向けと思われる鮮やかなブルーしか見つけられなかった。
別にいいけど。

それよりも、コケた時に左足を岩か何かに挟んだようで、
小指の付け根が痛みだし、足の甲もはれてしまって、先週は出動できなかった。
捻挫か軽くヒビが入った感じだろうか、ほっておくしか無くそうしていた。
完治していないけれど腫れは引いたし、今週末はお天気悪い予報なので行けるとこまでと行ってみた。

90番、タイタン道から7時発
始めからロキソプロフェン飲んでおく。

上りは特に問題なし。
出合では爽やかな弥山と大普賢岳を望めた。



弥山の上り中腹までは一人旅だったが、その先は平日といえどちらほら十名以上のハイカーさんに出会った。

八方覗にて山上ヶ岳から大普賢岳を望む。


10時30分 八経ヶ岳


弥山に戻って寝そべって


下りは足先に体重乗るのでどうしても負傷の左足が痛む。
アセトアミノフェン追加。

奥駈道出合からは一人旅を満喫。
イノシシが笹の急坂を駈け降りてたり、鹿がピキーンと近くで鳴たり、野うさぎ?が走り出したり。

気温17℃程で虫はもう大丈夫。
これからの爽やかなシーズン到来を思わせた。


14時着。トータル7時間、14km、累積標高1300m

感謝。









2019年9月9日月曜日

2019-09-08大峯:和佐又から山上ヶ岳(58)ピストン

この日は大台ケ原ヒルクライムがあるということで、夜明け前に169を南下する車も多く、和佐又への上りでは、上で泊まってこれから上北村へ向かうであろう車何台かとすれ違った。

天気は濃いガス。関東への台風接近で風は穏やかな予報だ。

6時発

大普賢岳山頂へ登ってもこのガスでは視界ないので奥駈道をそのまま進んだ。
経函岩のところで、六根清浄を大声で唄う修行の方数人とすれ違った。


緩やかに高度を下げつつ


台高方面はガスが流れ


脇の宿の大きな倒木はきれいに処理されていた。


結界をくぐったあたり


小笹の宿までの径は倒木がひどかったんだけど、全てキレイに取り除かれていた。
かなりのご苦労があったことと思います。ありがとうございます。

小笹の宿手前の下りで右足引っ掛けて転倒。
大したことなかったけど、前から右シューズの外側が破れかけていて、
ラインの布でこらえてたんだけど、そこに枝か何かが引っかかったんだよね。
マゾヒストはもう10代目ぐらいだけどこの症状は初めて。
ニューシューズ購入を決意した笑


小笹の宿の避難小屋の扉は無くなっていた。
畳ぐらいのベニヤ板が立てかけられていたけど、中はきれいだった。


山上の手前、今日はガスって緑がきれいだ。


大峯山寺は、ご祈祷してたりにぎやか。
お花畑から弥山は望めなかったが、天川村方面は晴れかけていた。


パン食べて復路へ

少し疲れたので撮影タイム


少普賢岳へのゆるい上りは後半足に来るのだけれど、この日は割としっかり登れた。


11時20分 大普賢岳山頂(71)
ガスが開けそうで開けない。


パンをかじりながら周回するか思案した。
無双洞から登り返しの鎖場のイメージが解消できず、今回はこのままピストンで降りることにした。

13時30分着、トータル7.5時間、16km、累積標高1350m
ガスのおかげで日が差さず気温は20℃と安定して虫にも困らなかった。
体力というか内臓系がまだ本調子でないけれど、ぼちぼちかなってところだった。

感謝。

 


2019年9月3日火曜日

2019-09-02大峯:沢沿いコースで弥山(110)周回

今回のスタート地点は行者還トンネル西口、いわゆるトン西。
アクセスは169を南下して、東側から309を上がった。
こっちからのほうが道幅が広いので。
トンネルを抜けて少し下の広場に路駐。ココはロハ。

先週暇だったので大峯に何回登ったのか日数を数えてみたら、
弥山・八経ヶ岳109回、大普賢岳70回、山上ヶ岳57回だった。
だから今回は110回目(笑)

準備していると、香川ナンバーの車がやってきた。
登山口はここでいいのかと尋ねるので初めての方だろう。
60代だろうか。

7時発

川沿いルートが上の方まで整備されてると聞いていたので行ってみた。
確かに、崩壊部分には橋がかかってたし、
その上も丸太で施工されていた。


最後の九十九折れのところは踏み跡がちらばっていて、
適当に登れば出合の手前で尾根道と合流する。
これだけ整備してるなら標識あってもいいと思うけど、テープもまばらだ。

気温は20℃、曇りで微風。かいた汗がひんやりする感じ。
弥山からはガスで八経ヶ岳望めず、山頂まで行ってSNS投稿。


香川の方も登られてきた。
今日は思い立って深夜1時に出発してきたそうな。
そしてこれからすぐに帰って寛ぐそうな。
来週は中央アルプス、再来週は東北の鳥海山へ登るとのこと。
かなりアクティブな方だ(^o^)

レンゲ道はあまりにも静かだった。楽しい散策。
狼平からの階段登り返しも思ったほど苦でなかった。
息が上がりそうだったら写真撮影


登り返すとガスがそこだけ取れて八経ヶ岳望めた。
右後ろは明星ヶ岳


八経ヶ岳を眺めながらセブンのマーガリン入りレーズンバターロール食して下山。
トリカブトがあちこちに咲いていた。



すぐ降りるのももったいない気がして、出合から少し先をぶらぶらした。

14時半着。

トータル7.5時間、15km、累積標高1400m

歳による体力低下は歪めないが、昨年より体重が5kg程増えてるのが負担になってるのを今回は感じとれた。
気温低かったのでアブなど少なく、トンボも皆無、セミも鳴いていない静かなお山だった。
天気予報は15時から少し降るとの事だったが、帰り道ゲリラ豪雨に見舞われたから、早めに降りて正解だった。

感謝。