2020年7月25日土曜日

2020-07-24大峯:行者還あたり稜線散歩

右膝は完治とは言いがたいけれど、普通に階段の上り下りは出来るようになった。
右親指付け根の痛風も、左と比べれば多少感覚は違うが運動に影響はなさそうな状態。

日々、奈良公園の散歩でだけで体を動かして調整していたけれども、
そろそろ行ってみるかと大峯へ出かけた。

ほぼ2ヶ月ぶりのお山。
梅雨前線の動きがはっきりせず、この日の午前中は降水確率低そうだったので、
川上村村役場に車中泊して、夜明け前からのアタックを計画。
とはいえ、アルプスへ乗り込むほどの気合ではなくて、
なんやかんやで90番を5時発となった。

4時半頃からひぐらしが鳴き始めるしんとした尾根をゆっくりと登る。
今日は膝を傷めずに帰還するのが第一の目標。
上りはなんとかなるのだ、疲労した後の下りが課題。

尾根に出ると、予想通り弥山は雲の中、大普賢岳のゴジラ背はかろうじて確認できるか。


普通ならここから弥山登ってオオヤマレンゲ見てってところだが、
今日はアップダウンあまりない奥駈道の稜線歩きだ。
行者還岳の方へ。

腰につけた温度計は20℃。
最後までほぼ同じ温度で、雨も本降りにならずぱらついたほどだったので、
レインウエアも着ることなかった。いや、一旦着たけどすぐ脱いだ。
4Gつながるので雨雲の状態を把握できたのは心強い。

バイケイソウがそこかしこに伸びてるけれど、
クサタチバナ群生地あたりはちょっと勘弁してほしい程だ。


行者還の小屋は覗かなかった。
3密気になるし、マスク持ってないし。

水場の水はホースから出ていた。
少し口に含んだが、湧き水というより雨水っぽい味かなぁ。

行者還岳はスルーして、いつものお気に入りの場所まで適度なアップダウン。
その先は山容が異なるし、行くなら七曜岳までだが今回はやめておいた。
右膝も少し痛む感じあったので、マッサージして少し休憩。

気温20℃と変わらず、日差なく、風そよぐほどで過ごしやすかった。
虫もこの気温なら活動活発にはなっていないはず。
一応携帯ベープを腕につけ、虫除けスプレーをふくらはぎとか二の腕とか
過去にやられてる箇所に噴霧して、アブよけトラロープはザックにぶら下げている。

最後まで弥山は雲の中だったが、今日はこれで十分だ。


道中だれにも遭遇せず、下山した90番にも止まっていたのは私の車だけだった。

トータル4.5時間、8km弱、累積標高800m。

静かな朝の散歩を楽しみました。 感謝。





2020年7月13日月曜日

2020-07-13その他:最大の山桜、鹿にかじられる

5月に紹介した、6本の山桜の苗「2020-05-13ベルサイユの薔薇と最大の山桜の苗」

は順調に発育して、自分で支えきれないくらい高く伸びてしまい、
先端を切ったほうが良いのか悩むぐらいになっていた。

ところが、少し前から夜な夜な鹿が徘徊しているようで、庭の花や、薔薇の蕾・葉っぱをつまみ食いされるようになり、最初はちょっとぐらい良いかと思っていたけれど、毎晩ちょいちょいつまんでいくようで、
バラの葉は全滅だし、桜の葉も好物なので遠慮なしになって、ついに一つは根元までかじられる始末。


しかし、根っこはしっかり発育しているようで、新しい葉を出し始めてくれている。



これ以上の危害は避けたいので、獣よけの夜に点滅するLEDライトを設置したけれど、
あいつら今度はライトが消えた早朝を狙ってくるようだ。
徘徊する鹿は決まった3匹の雄鹿で、目撃していて少しは追い回すんだけど効果なし。

もうしょうがないので、庭の花壇周りを柵で覆うことにした。
ホームセンターで材料購入してDIYで自分としてはかなり大掛かりに設置した。
まだ様子見て手直し必要と思う。

お山で生えていたらもっと過酷な環境だろうに、その中を生き延びて最大の桜になるって、
やはり100年に数本の奇跡なんだろうと思う。

まだまだ一年目。冬を越え来年に繋げられるだろうか。。。