2019年12月22日日曜日

2019-12-21大峯:八経ヶ岳(113)川合からピストン

お山は、前回の武奈ヶ岳から約1ヶ月ご無沙汰だった。
紅葉が終わって雪が積もるまでのこの時期のお山は、
冬枯れていて寒いだけで岩場凍ってると危険だし正直、魅力ないのだ。
標高低いところを駈けるというチョイスもあるけど、
矢田山丘陵、湖南アルプス、生駒山、金剛山、山辺の道、、、どれもイメージが合わなかった。
運動は毎日の散歩ぐらいで体幹トレもサボってるし、膝の治癒期間にはなってたかも。
ということで、今回の川合からのアクセスは金引尾根分岐から少し先ぐらいで体力の限界も覚悟していた。

天川村役場に到着したのは6時頃。
この時期まだ暗くて、へっ点つけて寒い中準備する気力もなく、明るくなるまで車中で一眠り。
危なくDNSになりかけたが、なんとか7時過ぎに出発できた。

気温3℃
今回のウエアはほぼフル装備。
経験上-5℃までは行けるはずだから、逆に暑いぐらいの予想。
最初の上りでミドルウエア脱いで、その後もこまめに体温調整。

林道まで1時間半ぐらい。いつもより遅いけど想定内。

久しぶりの栃尾辻。坪内方面への通行禁止看板がなくなっていた。
行けるのかな?

この先ようやく癒やしのブナが現れる。久しぶり。
天女の舞あたりのトラバースの倒木もきれいに処理されていた。

金引尾根分岐からはちらほらハイカーさんが現れた。
レンゲ道分岐で4時間弱、大きな遅延でもないので、とりあえず八経ヶ岳を目指した。

レンゲ道の倒木群は処理されてるとはいえ、通過するのにややこしい数カ所あり。

明星からの稜線は、さすがに吸い込む空気も冷たく、風もあった。
腰の温度計は3℃だったので、フル装備だから大丈夫なはずなんだけど、ウエア再検討いるかな?

八経ヶ岳に到着すると、記念撮影しようとしているお二人。
なんと、お一人はヤマレコのakirasさん、まいどーってな感じ。もうお一人はwingletさん

破れた看板と共に記念撮影。

寒いし、時間的にも体力的にも余裕なかったので、ここでお別れして、
私はピストンで帰ることにした。

下りは、膝に負担かからないようポールを駆使して、

16時着。トータル9時間、23km、累積標高1500m

運動不足だったのに、案外行けてしまったのは良かった。
ただ、数日は疲労で動けないだろうけれど(^_^;)




感謝。



2019年11月22日金曜日

2019-11-21比良:冠雪の武奈ヶ岳

一週間前の15日に突然左膝に激痛が走った。
何もしていない、寝て起きたら動かせない状態だった。
内側、内側側副靭帯よりお皿側、お皿周り下側。
普通に階段降りれない。後ろ向きだとなんとか降りれる。
ってことで、素人判断だと、前十字靭帯及びその周りの組織と思われる。

この突然の痛みは右膝で数ヶ月前に経験してるから、また来たかってとこだ。
おそらく更に一週間前の山行の疲労回復の経過で組織の何かが引っかかってる感じなんだろう。
医者に行って何処が悪いか教えてもらったとしても、ロキソニンもらうのがオチなので、放置した。
そして、痛みと可動域は不思議なほど日毎に良くなり、今回の山行となった。

加齢と、体重増加が2次的原因と思う。
体重なんか昨年より10kgほど増えてるんだから、2Lのペットボトル5本背負ってたらさすがに膝へ負担あるし。食生活の大幅見直しを決意。


と、前置きが長くなったけど、
今回は久しぶりの比良。今週末も天気崩れる予報だったので、この日に行ってきた。
あまりに久しぶりで、道を三重方面へ間違えたりするし。
引き返して、滋賀の途上にあるセブンでおにぎりとカップ麺の朝食。
湖西道路をスイスイ走って、いつものワンゲル登山口前に車を止めた。

気温は6℃、かなり厚着して、7時出発。

膝も怖いし身体もなまってるので、完全なハイク。
あまりゆっくり登りすぎて、このルートこんなに長かったかなと感じた。

ようやくロープで岩場を登って、あと少しで釈迦岳の少し傾斜がゆるくなったところ
イワカガミ?の葉っぱが一面に色づいていた。


カラ岳へ向かうところで白い武奈ガ岳が望めた。
到着時まで残ってないかもしれないので一枚。
紅葉どころの話ではないし。


八雲ヶ原からイブルキノコバへ、ここから谷沿いのルートは超久しぶり。
登るにつれて雪が増えてくる。1cm程だけど。
コヤマノ分岐からは日が当たるけど、風もあって一気に雪が消えるようではなかった。

山頂手前でスマホ撮影


山頂から定番のコヤマノクラウン


空気が済んで360度見晴らし良かった。

雪のコヤマノを登って、山頂から琵琶湖


直登ルートで下山。
北比良峠へ進む。
今日の琵琶湖は爽やかなブルーできれいだった。


膝の負担を考えてダケ道で下山。
500m辺りの紅葉をゆっくり堪能。

15時着。

トータル8時間、15km、累積標高1400m

天気良かったけど、雪には驚いた(@_@)





2019年11月10日日曜日

2019-11-09台高:明神平定番コース(桧塚・笹ヶ峰・薊岳)

奈良市内を4時発。
桜井のセブンできつねうどんカップ麺と梅おにぎり食べて、東吉野へ。
途中、やはた温泉の施設のトイレを借りて、大又へ。
6時に到着したが、いつものようにうだうだ準備して、

6時半発。

気温6℃、今日は冷えるとのことだったので、
下のタイツは冬用のCWX、上はファイントレックの旧アクテイブスキンに、
パタゴニアのトレラン向けウインドブレーカー。

日の射さない谷沿いを坦々と登って8時、明神平。

誰もいない野原をまずは桧塚方面へ。
天気良く大峰山系、大普賢岳もしっかり確認できる。


明神岳への登りはスルー。水平にトレースが付いている。

広い尾根のアップダウンは、相変わらずの心地よさ。
落ち葉で行きも帰りも度々ルーファイに立ち止まらされた。

9時、桧塚奥峰。
熊野灘が日を反射して輝いていた。



ヒキウス平方面。


お次は千石山方面へ縦走コースを南下。
ゆるりと何度かのアップダウンを越えて、笹ヶ峰へ。
このゆるりと感が好きなんだなぁ。
しかし、神々しさを感じさせるいつもの楓の巨木は季節が過ぎ葉が落ちて干からびていた。

戻って10時半、丸山のスキー場跡。
一面のシダが枯れてそれはそれで景色になっていた。


時間もあるし後は薊岳へと散策を楽しむ。


南側の山の斜面は紅葉で色づいてきれいだった。




日が差して腰の温度計は16℃程だったが、風がままあって冷えたので、
ファイントレックのカッパを羽織った。
毎回背負ってるけど、今季初めての使用だ。
念の為にと、パタゴニアの冬季のミドルウエアも背負ってきたけど、
いつもは氷点下あたりの雪山で使うもので、さすがにまだ不要だった。

明神平から最後に薊岳を拝んで下山。


膝への負担を極力なくすようにポールをひたすら使いまくり駐車場へ戻った。

14時過ぎ、東の山に日があたる紅葉がきれいだった。


トータル8時間、19km、累積標高1500m

暑い頃は標高の高い大峰山系ばかりでご無沙汰だった明神平だけれど、
久しぶりに訪れることが出来てよかった。





2019年10月31日木曜日

2019-10-30大峯:大普賢岳(72)水太覗の紅葉

毎年眺めたい水太覗からの紅葉。
今年は時期が遅れているようで、天気予報を眺めながらタイミングをはかったつもりだったが。。。

気持ちがせいて夜明け前に和佐又に着いてしまい、
そこで気疲れしてオリオン座を眺めながらウトウトしてしまう。
危うくDNSになりかけて6時半に起き出した。
この標高で黄葉してたら時期は若干遅めか。


いつものようにドタバタ準備して、
7時発、日が差していい天気になりそう。


ところが、登るにつれてガスの中へ。


大普賢岳山頂へ登っても展望期待できず、昼頃にはガスも晴れるかと
山上方面へ奥駈道を進んだ。

山上まで行くモチベーションなく、小笹の宿で折り返し。
水を飲もうと思ったけれど、苔に埋まって濡れてしまいそうでパス。


復路、天気はいいが大気が秋っぽくないかなぁ。


もみじ狩りしつつ



大普賢岳山頂でニュースをチェック。
水太覗へ降りる。




いつもの谷に向かって右へ詰めたポイントから。
正面に大普賢岳を見て、右100度程のパノラマ。
一応今年も拝むことが出来ました。

上り足りないので、山頂へ登り返し下山。


山頂にいたシルバーハイカーさんにも勧めたけど、
水太覗の眺めを見ずに、大普賢岳をピストンして降りるなんてもったいなさすぎです。
大峯の中で最も景色のいい場所の一つなのに。

トータル7時間、13km、累積標高1300m

筋肉痛にもなれないレベルの状態だけれど、
加齢、体重の増加、痛風、膝への負担等、今年は色々変化あって、
ようやく体調落ち着いた感をもてた山行だった。

感謝。






2019年10月17日木曜日

2019-10-16大峯:弥山(112)周回

右膝の調子が心配だけれど、悪くはないのでお山に行ってみた。

169から309を登って、いつものようにトンネル西口少し下の広場に駐車。

6時発

気温9℃、夏のウエアにウインドブレーカー、下はレインウエアで進む。

今回も、沢沿いルートを選択。
沢の音と若干緩やかな傾斜で上を見上げては景色を楽しめる。
中程上部には新たに丸太の階段が設置されていた。
ざれた沢沿いを高巻きする感じでなかなかいい。
上部最後は九十九に折れて尾根ルートにつながる。
これだけ整備されていたら、尾根ルートよりもこちらの沢沿いルートのほうがメジャーになっても不思議ではないと思う。

奥駈出合に出て朝日を浴びる。
1500m辺り、朝日に楓が萌える。




中腹から奥駈道の稜線。ちょっと色を盛ったか(笑


弥山までは、前日のテン泊、宿泊の方とちらほらすれ違った。

いつも八経ヶ岳を眺める場所から少し前へ踏み込んでスマホ


避難小屋の雨戸が開いていて、中に布団が見えた。
小屋の半分は冬季も封鎖されてるんだけれど、押し入れになってるのかな?


避難小屋の入口の扉は引き戸になっていた。
開き戸が雪で開かなくなってたからこれで大丈夫だろうか。


八経ヶ岳へのコルから。
ここからだといい感じで紅葉してるかな。


膝をかばいながらコルを下っていると、後ろで物音がしたので振り返ると、
若いトレランさん、道を譲ると帽子をとって挨拶してくれた。

山頂でセブンのいつものぶどうパンほうばりながら思案。


周回することにして、れんげ道の下り右膝だけは意識。
ややこしい倒木は、チェーンソーが入って大きく迂回すること無く、
トレイルを進むことが出来た。ありがとうございます。
ただ、処理された樹木がまたトレイルを塞いでる的なところが若干あって、
これは先週の台風の影響なのかとも思われた。いや、でもこれで十分です。

苔。


狼平には誰もおらず。


登り返して、鹿のゲートはすでに封鎖されているように伺えて、
自分はリュック降ろして下からくぐって行けたけれど、
よく見るとネットの結び目を緩めれば下半分は開けるような感じだった。

階段を登りつつ、のんびり視線を上に向ける。



予報通り、今日は南風に乗って雲がやってくる。
紅葉は、1700m辺りが見頃かな。


下りも沢沿いルートを進んでみたけれど、
新設された丸太の階段に辿り着く前にルートロストしてしまった。
踏み跡が九十九の傾斜に交錯していて、気づいたら尾根ルートに入ってしまった(汗
プチ遭難。
本来なら怪しいと思ったところまで戻るべきなんだけれど、
知った道なのでそのまま降りた。
これは次回の課題だ。

14時半着。 トータル8時間半、15km、累積標高1400m

紅葉は1700mあたりでした。
膝は途中で、カックンする感もありこわごわ下山しました。

これからもどうぞよろしく大峯奥駈、感謝。