2023年7月30日日曜日

2023-07-29大峯:弥山川遡行(10)


 先週に引き続き弥山川遡行

前回は久しぶりでルートの印象が盛り沢山すぎた感あって、

もう一度頭の中でルートを整理したかったかな。


今回は車をみたらい渓谷のトンネル抜けたところの広場に止めてみた。

水遊びする人たちで賑わうんだけれど、誘導員さんいるようだったのでなんとかなるかと。

今回は多分余裕で遡行できるだろうから、弥山にも登って下山時刻は遅くなるだろうから、

水遊び客も少なくなってるだろうとの予測。

どうせなら熊渡まで来るまで行けばいいじゃない、とも言えるけれど、

万が一駐車スペースがなくて引き返すとかになったら車のすり替えまだ自信ないしw


6時10分発


熊渡までてくてく15分

車は7台止まっていて、あと数台止めれるぐらいだったかな。


白河八丁


釜滝手前で、左のハムストリングにチクリ感

あれっと思って手で擦って、今度は右のハムストリングにチクり感

両手でさすって腰をかがめると羽音のしない黒い蜂みたいなアブみたいなのがまとわりつく。

虫除けスプレー、携帯ベープ、アブよけトラロープしてるのにやられた。

虫除けスプレーはコイツラには全く効かないようだ。

トラロープは前で振り回してるので後ろ側は死角だったか。

次回はもう一つのトラロープをザックのおしりに付けてみよう。

今回はもう刺されたくないので、かっぱのズボンを履いた。

暑くならないように左右のチャックを腰から膝まで開けて。

結局最後までこのスタイルだったけれどムレ感はなく、それなら毎回これでいいじゃんとも言えるw


小さいダムの横を通る時、こんなプレートがあったのに気づいた。

平成23年、2011年、約10年前か。

あとで調べてみると、

天川村広報 2004年7月No.330

堀靖行(35歳)5月6日転落死、6月16日家族堀寛行氏から壱千万円寄付

とありました。



しばらくは崩落した橋を回避するルート、いきなりややこしいんだな。


更によく見ると、回避しない別のルートも現存するのか

ピンクテープがあらぬところにあったりする。


最初に降りれる河原でタイツを降ろして刺されたハムストリングにスチブロン塗布。

人がいなくてよかったw


最初の渡渉

今日は先週より少し水量多い。

ポール使ってなんとか濡れずに渡れたがこの先どうなることやら


ヘツリポイントも毎回苦労しながら一の滝へ


はしごを登って、鎖場崩落地点で稲村を望む


双門の滝を眺めて


登り切ったら今度は激下り、で河原に出て一息


ここで先週あまり見かけない花があったんだよね。

蕾が多かったから、今回はいい具合に咲いてるかと期待していた。


さくさく進んで


山小屋崩落地を大きな岩に登って振り返る


此処から先がルーファイややこしい

ピンクテープを探しながら岩を右へ左へ、トラーバスで巻いたり


本当のルートってのは存在しないのかな。


気づいたら千丈嵓の分岐に着いてしまう。

記憶にあるルートと違うんだよね。


ここから谷の分岐を右へ進むんだけれど、直進する方向にピンクテープあり。


これは明らかに間違い、意図して誘導してるのなら罪だ。

何年か前に正規のテープが外されて悪意のあるテープが付けられた時があったが、

まだやってる輩いるようだ。



この先は30分で狼平へ到着できる。


先週と同じところでおにぎり休憩

右に小屋、奥に吊り橋


ここで12時半

弥山へ登る元気なしw


こわごわ小屋を覗いてみた。

というのもありえないほど散らかされた状態を何度か見てるので。

でも今日はきれいな状態でホッとした。

ただ、入口のドアがかちっと閉まらないようだった。

ノブを回さずとも手押しで開いてしまう。

何度かやってみてもだめだった。

見た目は問題なさそうなんだけれど1mmぐらいの不具合なのかなぁ。



15時30分着


トータル 9時間15分、16.5km、累積標高1300m


先週よりペース遅いんだけれどw

体力落ちたかなぁ

あらためてブログを振り返ると今回が10回目の弥山川遡行でした。

10年前は元気だったなぁ、これから10年どれだけ衰えるんだろうかw


2023-07-22大峯:弥山川遡行

2020-08-22大峯;弥山川遡行

2017-07-15,16 「大峯 Trail Trip」

2017-07-08大峯:弥山川遡行

2015-08-01大峯:弥山川遡行

2013-07-20大峯:弥山川遡行

2012-07-28大峯:ナベの耳・弥山川・池ノ谷

2011-07-24リラクゼーション

090905熊渡-狼平


感謝。













2023年7月23日日曜日

2023-07-22大峯:弥山川遡行

 梅雨も開けてなるべく涼しい所へと、弥山川遡行

先週の連休に行くつもりだったけれど、なぜか左膝の調子が悪く大人しくしていた。

熊渡からのスタートになるが、この時期みたらい渓谷あたりの混雑で

帰りの車のすれ違いで何度かひどい目にあってるし、

買い替えた車の車両感覚まだはっきりしてないのでw

車は天川村役場に置いてそこからファンランして熊渡へ行くことにした。


6時発


川沿いに遊歩道を進む、涼しげ


赤い橋に立って一枚


みたらい渓谷の橋から一枚


熊渡に到着、50分ほどかかったかなw


林道は整備されていて、後ろから軽3台がやってきた。

伐採してるみたい。

クマに気をつけてと声かけいただいた。


誰もいない白河八丁は鳥のさえずりが聞こえるだけ。

熊渡には何台か車停まってたから、何人かは先に進んでるはず。


釜滝、ここから登りです


橋がかかっていたり、崩れた橋の迂回ルートを進んだり、まだまだ序の口。


大きい岩をヘツって、ここも先に橋が見えてなかったら迷うよねぇ。


一の滝、つつじがアクセント


橋を渡って、ここから梯子地獄w

展望のある鎖場は数年前の崩落で迂回ルートになっていて、ご苦労さまです。

仙人のテラスで若い男性お一人に遭遇。

挨拶だけしたけれど、どうやら単独を楽しみたそうだったのでお話はしなかったw


更に登って少し開けたところからなにか見えるのかなと思ったら足元に慰霊プレート


登ったら今度は河原へ下りるんだけれど、ここでアクシデント。

草むらに右足を突っ込んだ時に激痛、熱さを感じる痛み

アブにやられたのかと直ぐに手で払ったら、

黒地にライトイエローのきれいな縞模様の尻尾がタイツの上から突き刺さっていた。

薬持ってないし(持てよw)、ダメ元で虫除けスプレー照射したけれど。。。


とりあえず河原へ降りたところで、これまで一度も開いたことのないエマージェンシーパックから

蜂や蛇に刺された時に毒を吸い出すっていうアイテムを初めて使ってみた。

けれど、なんも毒出てこないし。

爪で患部を押しつぶして出そうとしてもなんにもならない。

効果はないと思うけれど、何もしないよりマシかもとワセリンを塗って、痛み止めのんだ。


ここでヘルメット被ってる若い男性お二人に遭遇。

川の水飲んで、この特徴的な花は金剛山とかで見かけた事あるけれど、

枝ぶり?がなんか違う気がするけれど


また登っては降りて河原を歩いて


河原小屋の崩落地を抜けてルーファイして

先のお二人と、私と同年代ぐらいのお二人の4人と一緒になった。

ザックのひこにゃんに気づいてくれてヤマレコユーザ認めたw

先に行かせてもらったが直ぐに迷って先に行ってもらい


千丈嵓の分岐でまた先に行かせてもらった。


分岐前後からピンクテープが見当たらず、

初めての方はかなりルーファイ苦労されただろうと思う。

此処から先は流れも緩やかで迷って大事になることもなかろうと、

お二人を待たずにサクッと狼平へ到着


少し先の木陰の河原でパンを食べて一息。

ルーファイ楽しまれたのか遅れてお二人も到着された。

千丈のテラスでお会いしたお一人様は無事に登ってこれただろうか。


蜂に刺されるし、いつも携帯するアミノバイタル忘れて、

かわりに行動食あれこれつまんで、弥山へ登る選択肢はナシ。

サクッと下山。


そのまま役場へ下りてもよかったが、熊渡へ降りて川の流れを眺めながら帰ることにした。


時間も過ぎてたのかみたらい渓谷の混雑はさほどでもなく、

車の通行を誘導する方はおられたが。

河原では若い人たちが水遊びを楽しんでいた。


トータル9時間40分、22km、累積標高1470m


久しぶりの弥山川遡行ルートはかなり高難度だった。

もう少しリボンつけてあって欲しいかな。

今シーズン、もう一度今度は余裕もって楽しみたい。


感謝。