2023年8月16日水曜日

2023-08-16台高:台風は大台ケ原を

 久しぶりに台風が紀伊半島を直撃だ。

前日から弥山小屋泊で台風をお出迎えしようかとも思ったが、踏み出せず。

からすが、飛んでいるのか飛ばされてるのか波乗りのように空を舞っているのを

家の窓から眺めていた。


「台風の空へ飛ばさる烏かな」


日は変わり、天気は南から回復。

台高・大峰は倒木があっても歩けるだろう。

問題は、そこへのアクセスだ。

道路規制情報は、至る所で雨量による通行止。

ただ、現地へ着く頃には解消しているのではないかと車を走らせた。


169は迫から通行止の掲示があったが、迫ってどこだ?w

とりあえず行けるところまで行くしかない。

ダムを越えて立派なトンネルの入り口で通行止めの立て看板。

ボートを繋いだ車の若者と、地元らしき軽のおじいが立ち話。

どうやらこの先は自己責任で通れということらしい。

地元の人は通らざるを得ないだろうし。

そうこうしてると、トラックがトンネルを抜けて降りてきたし。

後続の車もやってきて、行けばいいんだろうな感じで進む。


私は大台ケ原へ向かおうと169を右折するも、またも通行止めの看板

この看板も、自己責任でのけて進むことは可能なレベルだけれども、さて。


車を降りて少し先を眺めると、崩れてるじゃないw


ここは乗り越えられなくもないが、その先思いやられて断念した。

車高の高い四駆ならもう少し進めたかもしれないけれど、

買い替えたばかりのセダンでパンク覚悟の気合ありませんw


さくっと折り返し。

なんなら天川村へ回って母公堂から山上ヶ岳とかも思ったけれど

歳のせいか気持ちを持っていけないw


7時半に家に戻って、東大寺へいつもの散歩へ向かった。


「台風や自己責任の車止」


ともあれ洗車したのは言うまでもなしw














2023年8月12日土曜日

2023-08-11大峯:弥山(146)周回、90番から

 台風6号本体が過ぎ去っても、引きずる雨風は紀伊半島に残り続け、

309や大台ケ原は大雨による通行止めが続いていた。

土砂崩れとかあれば通行止めが長引くかと思いきや10日木曜日には解除された模様。


5時50分、90番発


出発時から小雨で、下はタイツの上にレインウエア、上はウインドブレーカー

気温20℃だが、雨風でちょうど良いコンディションだ。

一日雨模様と思い、デジイチ担がず体が軽い。


タイタン出合、ガスガス


今日は展望は期待していない、弥山周回できればいい。

稜線の散歩はいつ来ても楽しいな。





一ノ垰で雨が少し強くなったので、1516Pへ登らず奥駈道を進む。


トリカブトが一輪


奥駈出合からも一人旅、先行するお一人様の足跡あり

今日はデジイチもなく、スマホでやたら撮りまくるw














弥山の小屋前には新しいベンチが数台あった。


八経ヶ岳拝めずw


山頂はさすがに風強かったが雨はさほどでもなく、パン食べて


レンゲ道は久しぶりだなぁ、倒木もかなり整理されて通りやすい








トリップ尾の分岐、立派な道標が2つ、遭難事故あったからね。


吊り橋から狼平小屋。

手前の木が成長してるなぁ。川の水多いな。





小屋の扉の不具合を動画で撮ってみた。

私にはなぜ閉まらないのか分からない。




弥山へ登り始めると鹿の防御柵

うまく閉められてない。これじゃ鹿入っちゃうんじゃないの?


自分なりに閉めてみたけど、これでいいかな。


木の階段は人があまり通らないのかかなりスリッピー

登りはまだしも下りは大変かも


足元ばかり気になってオオヤマレンゲは何処か分からなかった。

小さい株は元気そうだったので良かった。


シューズ濡れたままで来たので足の裏の水ぶくれが酷くなって痛みだす。

これにはカーニーグー。本来は事前に塗っておくものらしいが、

応急で塗っても少しは効果あるだろうと靴下脱いで塗布。


弥山に到着、相変わらずガスガスw


新しいベンチに腰掛けて靴紐結び直して下山。

まだまだハイカーさん登ってくる。


日がたまに差したりしだして、1516Pへ登ってみる。

弥山はまだ雲の中だ。


大普賢岳、山上ヶ岳は望めた。


一ノ垰へ進んで


後はのんびりタイタン出合へ

最後に八経ヶ岳を拝めた。


朝と同じアングルで大普賢岳と行者還岳


もう一度八経ヶ岳を拝んで90番へ降りた。


トータル 8時間30分、19km、累積標高1600m

小雨と風で涼しく進めた。

日が当たってたら周回は無理だったかもしれない。

最後に八経ヶ岳も拝めていい山行でした。


感謝。


2023年8月5日土曜日

2023-08-05大峯:雨の理源大師

 今回の予定は、90番から弥山周回で、先週の狼平を繋ぐこと。

てんくらの予報は、曇で風弱し。

日差しがない方が暑くなくていいだろう。


6時20分発


90番地点は予報通り曇で穏やかだったが、少し登ると雨がぱらついてきた。

タイタン出合はガスガスというか雲の中だな。

東の風が心地良い。


雨がぱらついても樹々に一旦遮られるので大したことない。


白い小さな花がたくさん咲いていた。


大した雨でもないんだけれど、ウインドブレーカー羽織って進む


シューズはすでにグズグズになっていたので、一ノ垰から1516Pへ進んだ。

展望がないのは承知の上だ


今日は奥駈出合からも人と出会わない一人旅


このお天気で弥山に登りますか?、と自問。

高度を上げるほど雲の中に入って雨がぱらついて展望なく、何が嬉しいでしょうw


理源大師で2時間半、今日は半日暑さ避けれた、いい山行だ。


しかし、何だこの落書きは。

稚拙な自己主張で迷惑かけないでほしい、スシローの醤油舐めるのと同じじゃないの。

もしやSNSにもアップしてるのかな、器物損壊だぞ、ったく。


復路ではさすがに10組ほどのハイカーさんとすれ違った。

皆さん弥山へ登るのね。

私は、南アルプスの農鳥岳へ登ったときを思い出した。

ガスガスで何の展望もなく、それでもその時は登った事を良しとしたけれど。

あとで思えば、何もよろしく無い、ですw


水は2.5L担いできたけれどほぼ消費せず、デジイチもザックから取り出さずじまい。

一ノ垰で一枚だけ撮った


稜線をファンランするのは楽しい、適度な雨は体を冷やして心地いい

せっかくなので俳句をあれこれ思案しながら進む


「大峰の雨を行くこそ涼しけれ」



トータル 4時間30分、10km、累積標高800m


90番地点は雲の下に抜けてるようで日差しがあったりもする。

昼過ぎに真夏の日差しの下界へ戻ると、今朝の山行は現実だったのか曖昧になってきたw



感謝。