2025年4月6日日曜日

2025-04-05大峯:行者還岳・1516P 90番から

 309の冬期通行止めも解除され、いよいよシーズン開幕。

今回は、体ごなしに90番から稜線散歩できればいい。

弥山へ登るには雪が腐ってややこしいだろうし。


169を南下し、309に入って道幅狭いところで落石が道の中央を塞いでいた。

今日はここで終わりかもw

ちょうど対向車の人が頑張っておられて、二人がかりで道脇へ除けることができた

対向車の人は山桜を見に天川村から通ってきて、ここで30分ほど格闘してたそうなw


7時、何事もなく90番から出発

最初の鉄の階段登るところから息があがる。

体の中の毒素が駆回ってる感じ。

無理せずのんびりタイタン出合へ


弥山へご挨拶、今年もよろしく


「霜柱踏込み春の山開く」


足元見ると、霧氷のかけらがあるな


道標を付けていた大きな枯れ木がこけていた


雪庇がまだ残ってる


「雪庇越え登る春風まだ寒し」


弥山を眺めて、雪庇の上を歩いて


1516Pから弥山、大普賢岳、釈迦ヶ岳を望む

折り返して、行者還岳の方へ

クサタチバナ群生地の防御柵が朽ちていた。

数日のうちに改修されるのだろうか



霧氷のかけらがたくさんまだ残っていた




行者還岳の水場あたり

トラバースには新しい鎖が取り付けられ、

はしごが真新しくなってる、弥山へ登るところの階段と同じ仕様だ。

いつの間に設置したんだろうか、ありがとうございます。





久しぶりに行者還岳の山頂へ

今年のシャクナゲは期待できそうかな




ここからの弥山と奥駈道の稜線


時間もほぼほぼで、のんびり帰路へ


「雪解けの枯れ葉が描く山の道」


タイタン出合で弥山にお別れ



トータル 6時間、10km、累積標高870m


感謝。









2025年4月3日木曜日

2025-04-03桜:春日原始林の山桜(備忘録)

 これは個人的な備忘録で、お山の話ではないです。


正確には6年前の春に「春日原始林の最大の山桜」の実をいくつか拾って植え、

次の年の春に3つ芽が出た。

現地にもう一度行って芽が出ている小さい苗を3つ採取して6鉢となった。

2020-05-13ベルサイユの薔薇と最大の山桜の苗


6鉢のうち理由はもう覚えていないが数年前には3鉢が残って、

背も1mほどに大きくなった。


一昨年前、一番枝ぶりも成長もいいもの(これをS1とします)を庭の西側に直植した。

S1は元気で今年も一番早くに葉を伸ばしたが、花は付けていない。


残りの2つの内一つは枝が上に伸びずに重みで垂れ下がるような感じで形が悪かったので、

(これをS2とします)適当に剪定して、鉢のまま育てることにした。

これが今年花をつけてくれた。前回紹介したものです。

ネットで検索すると、どんどん成長するときは花をつけないとあったので、

剪定とかして鉢のままだし成長しづらくなっていたのかなと思っていた。




そして残りの一つ(これをS3とします)は、S1に比べて成長が若干遅いが

枝ぶりはいいもので、昨年の秋に庭の南側に直植した。

根がしっかりつくか心配で、今年の春もS1,S2に比べ蕾の膨らみも遅く、

花など期待せずにただ根付いてくれと見守っていたが、先日よく見ると蕾のいくつかの先が

薄ピンク色で花びらより先に雄しべが顔を出してるように見受けられて、

これは植え替えたばかりで生きるのに苦しくて中途半端な花をつけたのかと思っていた。

でも、せっかく咲いてくれたんだからスマホで記録は残そうと近くで観察すると、




写真のように、花は小ぶりだけどしっかりとした形をしていて

花びらにピンクの筋が入っている。

更に枝から花びらへの茎の部分がS2と比べて短いように見える。


ということで、S2とS3は同じ山桜でも違う品種なのかという疑問が生じた。

「春日原始林の最大の山桜」は3本の桜が一つになっているとは聞いているので、

もしかしてその3本が違う品種ってのもありかもだけれども。

最大の山桜は背が高くて上空の花弁を見比べるのは難しそう。

落ちてきた花びら比べるってのも出来るんだろうか。


自分の子と思って育ててきたらそうじゃなかった、とか

人の話だったら大事だけれど、

山桜には間違いなし元気に育ってくれれば別に良いんだけれど。

そしてS1はどんな花をいつになったら咲かせてくれるのか。


ということで、忘備録でしたw