黒部五郎小舎、夕方には、登山者も何人か到着。本格的な^_^;トレランナーさん達4,5人も到着。
玄関先でアルファ米を料理していたりする。素泊まりなのか。
しかし、こんなところを食料背負ってトレランってありなのか?
つまり、ものすごい軽装備で、非常用のアイテムなしに見える。
彼らは次の日夜明け前に出発したようだ。
朝食は、5時。
4時過ぎからゴソゴソ準備し始めて、ご飯をたらふく食べる。
5時30分出発。
黒部五郎のカールルートは、雪渓で通行禁止となっており、尾根ルートを進む。
深夜、降ったり止んだりしていた雨はちょうど止んでくれている。
天気予報では、9時頃から降り始めるとの事だったので、それまでに五郎を抜けてしまいたかった。
急登を登ると、長い雪渓を進む。
「黒部五郎小舎」と書いてある薪のような木片が目印に置いてあり、迷うことはない。
雷鳥のつがいに出会った。
高度を上げると、両側が切れ落ちた岩場をたどったりで、穂高・槍ヶ岳のルートを思い出した。
雨風強くなくて幸いだった。
黒部五郎岳山頂からは本来展望よく槍ヶ岳も拝めるそうだが、今回は望むべきもない。
赤木岳に近づくに連れて、向こうから登山者がポツポツとやってくる。
皆さん、太郎平小屋からなんだろう。
しかし、この時間あたりから雨風が強くなっていたので、
黒部五郎岳山頂を過ぎた辺りの岩場はかなりキツイのではなかろうか。
北ノ俣岳に着いてしまえば、アルプスはもうおしまい。
ランニングハイ的になり、雨風の中、一人でゲラゲラ笑いながら登頂した。
名残惜しく、何度も振り返って山を降りた。
5時30分発14時30分着
7時間、18km、累積標高差2000m
着くなり、とにかくシューズを脱いで足の裏を開放させた。
2年前の北岳の反省もあり、それほど高度がなくて岩場ばかりでなく適度に進めるコース取りが出来たのは良かったと思う。
今年は例年より雪渓が多く残っていたのはしょうがない。
天気が悪くて見晴らしイマイチだったけど、そうした自然の中を楽しめたと思う。
山荘もこの時期ガラガラで、快適だった。
足の裏のメンテは死活問題だった。帰ってすぐにMaximum Protection Trail Run 1/4 Crewを注文。
足の甲は2日経過しても腫れ上がっている。
マゾヒストもお疲れ様、これはもう買い換えようか、接着剤で補修してみようか^_^;
ともあれ、感動の3日間だった。何度もリピートするだろう。
(おわり)
2 件のコメント:
北岳の記事を覚えています。
今回は天候がイマイチで残念でしたね。
黒部五郎岳は行ってみたいと思っておりました。
晴れていると開放感抜群な山域ですよね。
あいかわらずのたっぷりすぎる歩きっぷり。
お疲れ様でした。
キバラーさん>
天候に恵まれないのは、アルプスでは仕方ないことかと思ってます。
北岳の経験もあって、今回なんか雨風楽しめました(^o^*)/
あ、それで歩いてなくって、駈けてます^_^;
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