天気予報を見ると、梅雨明けにもかかわらず、金土は晴れだが日曜から崩れるようだったので、
急遽アルプスへ行くことにした。
行き先は決まっている。
昨年行く予定で練ったけどタイミングを逃したルートだ。 雲ノ平。
昼過ぎに奈良を出発、6時間ほどで飛越トンネルに着いた。
折立からのコースがメジャーなようだったけど、20時から6時まで閉鎖される有料林道を避けた。
予定は、トンネル口から飛越新道を登り、薬師岳、雲ノ平、水晶岳、又六岳、黒部五郎岳の周回。
駐車場には1台だけ止まっていた。深夜に3台ほど増えたか。
後部座席で仮眠して、4時に出発。
昨日、トンネルに到着する手前で、子熊が道路にひょっこり出てきたのに遭遇したので、
今回はしっかりカウベル腰につける。
トレイルはものすごくぬかるんでいて、こんな爪あと?があった。
更に、こんな足あとも:-)
8時にようやく太郎平と黒部五郎の分岐に出た。
薬師岳方面
太郎平小屋にはポツポツと登山者がくつろいでいた。
左から、水晶岳、ワリモ岳、その手前祖父岳、多分^_^;
薬師岳へは、一旦キャンプ場に下り、そこから沢沿いに登っていく。
雪渓を登ったり、薬師平から山々の眺めを堪能したり、
北薬師岳
赤牛岳
山頂付近は、日本海からの風が強く肌寒かった。
降りて、雲ノ平方面へ進む。
沢の水も豊富で、水芭蕉も群生していた。
12時過ぎ、薬師沢小屋手前のカペッケヶ原で靴下を交換した。
足の裏がふやけて痛み出したので。
地図上では、薬師沢小屋ってなんて中途半端なところにあるんだろうと思っていたけど、
そこは黒部川の轟音鳴り響く真ん前の岩場に立てられていて、
ベランダから流れを眺めながら一日過ごせるだろうと思わせるところだった。
吊り橋を渡ると、急登の始まり。疲れた足にはかなり堪えた。
登りきると木道が設置されていて快適に進む。
視界も開け、まさに雲ノ平の様相だ。
三俣蓮華岳、多分^_^;
16時雲ノ平山荘着。
初日12時間の行動で、明日動けるか不安。
宿泊客は7名のみ。
布団を一枚貸して頂けた。
夕食は鮭の香草焼き。
夕方ベランダから山々を堪能。
なかなか雲から顔を出さなかった水晶岳も、夕暮れ直前姿を見せてくれた。
04:00発、16:00着
12時間、距離28km、累積標高差2900m
動画のほうが分かりやすいです^_^;
(その2につづく)
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