2025年6月29日日曜日

2025-06-28大峯:弥山(#155)周回、90番から

 梅雨が開けたってw

雨も嫌だけど、暑いのも嫌だ。

熱くなる前に庭仕事もいくつかしようと思ってたんだけれど、困ったね。


7月上旬のお花は、オオヤマレンゲ

先週、大台ケ原の教会で咲いてるの確認したが、

標高1600m辺りになるかな。

八経ヶ岳の1900m辺りはまだとしても、

狼平の1600m辺りなら咲いてるかもしれないと行ってきた。


弥山川遡行の途中にある方が標高低いのでどうだろうかとも思ったが、

梅雨明け一番の八経ヶ岳へ久しぶりに登りたい気持ちが勝った。


5時10分、90番発

ちょうど朝日が差し出してきた

少し登った所、モルゲンロートの中

1200mの山桜も映てます

タイタン広場から今日の大普賢岳
北風強く、ガスで山頂が隠れてる

タイタン出合はガスの中
さっと抜けて青空になるだろうと、朝食のおにぎりx2食べながら待つ


あと少しで抜けそうだ


一瞬、弥山小屋が見えたw iPhoneの25倍ズーム


一ノ垰の手前辺り、まだ八経ヶ岳を拝めない


一ノ垰


先週行った大台ケ原の方面

1516Pから大普賢岳、ようやく顔を出してくれた


釈迦ヶ岳方面


八経ヶ岳

今からそちらへ参りますw


バイケイソウ、蕾膨らんでます

弁天の森の手前、苔が鮮やか

弁天の森で小休止するとすぐ近くで元気に鳴いてる蝉発見

第一展望台から、山上ヶ岳からの奥駈道の全貌

弥山からの八経ヶ岳、八の字、左奥に釈迦ヶ岳

手前の花も入れてみたw


コルから、かなり空気がクリアだ

保護区のオオヤマレンゲ、健気に葉を伸ばしてるのもあった


問題の保護柵、破られてるのは放置だった。

柵の中を通らずに迂回路が出来ていた。

知ったかぶりの爺さんがこっちこっちと言ってたけれど、ちゃうし。

環境庁さん、全く面倒なもの作ったもんだ。アホなの?

山頂、ピーカン


弥山小屋方面

明星ヶ岳の分岐を越えて、柵の中にオオヤマレンゲの蕾を見つけた

ここは被害がないようだ。

レンゲ道の途中、景色が気になって一枚


本日始めてデジイチ取り出して一枚

展望台について小休止、体がかなり悲鳴上げている


トリップ尾への分岐地点

話題となったトリップ尾への立派な標識は撤去されていた。

色々難しいのかな


狼平の吊橋から、木が育って小屋が隠れてしまってる

せっかくなので河原に降りて水浴びした

小屋の裏側や周りにあったオオヤマレンゲは全く見当たらなかった。
弥山への階段を少し登ったところの水場、小鳥や蝉が賑やか

階段脇には幼木が確認できた


記憶を頼りにいくつか見つけたけれど、小ぶりかなぁ

このあたりの植生が以前とは変わってるような

トウヒシ・ラビソの幼木が全体に勢いがあって、苔・シダも多くなってる気がした




これはトレイルのすぐ脇にあった。
登りに必死な人は見落とすかもだねw


弥山の手前、こちらからは明星ヶ岳を右奥に従えた八経ヶ岳だ


帰りに弥山手前の1800mの山桜の木を確認したが、

トレイルに倒れて傾いた枝は切られていた、しょうがないかな


しかし、上に伸びた枝というか幹にはしっかり葉がついていたので来年も楽しめそう。


今年始めて見つけた1600mの山桜、改めて確認すると

こちらも岩肌に根を張ってまともな成長していない。

かなりの生命力なんだろう


お決まりの、一ノ垰から大普賢岳

木陰から出ると紫外線が辛い、水分、行動食小まめにとって、

足腰も限界気味なのでマッサージしたり


ようやくタイタン出合にたどり着いて、下山前に最後の弥山・大普賢岳を拝む

「尽き果てて拝む弥山や蝉の声」



タイタン広場から、最後の大普賢岳

トータル9時間45分、19km、累積標高1550m


これまで何度も行っていたルートだが、今年に入って負荷の少ない山行ばかりしていたので、かなり応えた。

加齢の影響もあるだろうけれど、適当にやっていきますかw


感謝。


















2025年6月22日日曜日

2025-06-21台高:東大台・西大台

 水曜に、観音峯の紅山芍薬を鑑賞して

次のお花は7月上旬のオオヤマレンゲと思われるが、

ここ数年は鹿の被害というか環境庁の怠慢というかで、

八経ヶ岳のは絶滅危惧状態。

明星ヶ岳辺りの防鹿柵の奥にわずかに遠く見つけることが出来る状況。

なのでこれから私としては、

弥山川遡行のついでに狼平手前で咲いているのを鑑賞するつもりにしている。


暑さ回避とすれば標高の高い弥山の周回が妥当だが、おざなり感あるかもw

大台ケ原へしばらく行ってないかなと、ヤマレコ見ると

教会にオオヤマレンゲが咲いてるとのこと。

それじゃあと、それを目当てにと行ってみることにした。


結論から言うと、

オオヤマレンゲはそれなりに咲いていてくれたのだが、

それ以上のサプライズが2つもあって、さすが大台ケ原の感想w


5時過ぎ着、いつもほど混んでないかな。

5時20分発
水平の散策路を進んでいくと、大学生くらいの男性一人
この辺熊が出るんですか、一人で心細くてと声をかけてきた右手には大きめの石が握りしめられていたw

展望台から、今日の熊野灘は雲海だ。

日出ヶ岳へ登って

西側も雲海、大峰の山々が頭を出してる。真ん中が行者還岳

正木峠へ


ビジターセンター方面、行者還岳が雲海に飲まれそう

雲海へ降りていきます





一匹落ちてた。この子がうるさく鳴いてるのかな。

「雲海を突抜け碧し大蛇嵓」

教会のオオヤマレンゲ
時間が早いのでまだ開いてないかも、西大台の帰りにまた寄ってみよう。


8時半頃駐車場に戻って、売店の前で開店9時を待つ。
ビジターセンターでレクチャーのビデオ見て、西大台へ
今回4度目だと思うけれど、監視員さんにも顔を覚えられていたw






写真ではわからないが、森の中は蝉や小鳥の鳴き声で賑やかだ。
ホトトギスも鳴いている。


何度か西大台に入るたびに、このおにぎり山のような岩が気になっていて、
今日始めてデジイチ取り出したw いい景色。






展望台から大蛇嵓
剥げているところが大蛇嵓の展望台、その右下が大蛇嵓

2つの吊橋は、共に新しくなっていた。

この先はガレ場をひたすら登って出口なので、
河原でのんびり休憩。
ぶらぶらしていると、下流の方に赤い大きな塊が

何だこれは!
これは、今年のベストショットに入るぞw


山ツツジだけれども、葉っぱがしっかりしていて、花弁が大きく、一箇所から複数花を開かせてる。
他の山で見かける山ツツジとは明らかに違う。
帰りにビジターセンターで訪ねたが詳しくは分からなかった。


帰りに教会のオオヤマレンゲをもう一度見に行った。
少し開いてくれたかな。


しかし、本物のオオヤマレンゲはこんなのだ(2014.07.17八経ヶ岳にて)


13時着 トータル

いい山行でした。