主「前日は台風一過ですこぶる天気が良かったから、八経ヶ岳でご来光を見ようと思ってね。
立山のご来光がすごかったから、また見えるかな~って。
ただ、この日は遠方に雲があって、ちと残念だった。」
客「明星ヶ岳も雲海背景でいいじゃないか、清々しさあるね」
主「これはオオヤマレンゲ保護区域、朝日があたって色鮮やかだった。
夏は虫食いで目も向けない樹なんだけどね。そんなに彩度盛ってないぜ」
主「弥山までのかえではもう終わっていたよ。台風の影響もあるのかな」
主「弁天の森辺りのかえでは黄色く色づいていた。まだ少し早いかも」
主「奥駈出合を過ぎた辺り、何度も通ってる地味な径も色があっていい」
主「一ノ峠分岐から大普賢岳」
客「何となく秋ってかんじだね」
主「この日は早い時間から雲が弥山を覆ってしまっていた。
何組かのハイカーさんが登っていかれたけど、残念だっただろう」
主「行者還の湧水を飲んで、小坪谷を降りたよ。この辺りはまだ紅葉には2週間ほどかかるだろうね」
客「お疲れさま。
ところで今回のレポはいつもと違うじゃないか。車はトン西に置いたのかい?何時に出たの?
大峯の紅葉見るなら来週がベストだろうなのは分かってるんだし。
これじゃ、ただのハイキングレポじゃないか」
主「・・・」
客「ご来光も、それが目的ならもっと天気予報でチェックするでしょ、あなた。」
主「さらって流してくれんかなぁ~。じつは前泊で川合から深夜1時に出発したんだよ。
そうさ、紅葉が目的じゃない、「2014-09-21大峯:DNS」のリベンジが目的だ。ご来光もついでだ。」
客「リベンジ出来ずに誤魔化そうとしたのか、すぐバレるぞ!
左膝の負傷は完治していたのかい?」
主「いや、だいぶ良くはなっていたが完全に曲げられない、簡単に言うとう◯こ座りできない状態だ。
走ることが出来ない。だから歩きでも時間をかければ行けるかなって。風邪もひいてたんだけどね。
前回のようにDNSでもいいかと思って行ったんだけど深夜に目を覚ました時、
今回は行けるって気持ちは乗せれたんだぜ。」
客「呆れたやつだ、日の出時刻6時に合わせて1時発、いつもの4時間に+1時間か。
熊とか恐くなかったのかい?」
主「一応、クマ鈴は鳴らしていったよ。
林道の辺りでは鹿がピキーって警戒の鳴き声轟いたり、崖から降りてきたたぬきにも挨拶した。
別に恐くはなかったよ、月も明るくてね」
主「これはレンゲ道で見えた、沈みかけの月。遠くに雲海も望めて美しかった。
カメラは手持ちだったからこんなもんだね。」
客「そういうことか、それで行者還で疲れてエスケープってことか」
主「行者還で11時、10時間だったから、このペースで行ったら明るいうちに降りれないし、
膝がどこまでもつか自信なくてね、安全重視。
今回、川合までの309は過酷だったよ。
膝と足の裏が痛いのなんのって、ポールを松葉杖代わりにしてね。3時間罰を受けたよ。」
客「しっかり直してから行けばいいのに」
主「回復を待ってからだ動かすんじゃからだ鈍るしね、実際体重は5kg程増えてるんだ(別の理由もあるけど)。
修行されてる方は、天気や体調がどうであろうと連日修行するんだよ。
今週も療養ってのは耐えれなかったんだ。」
客「そうだったのか、それじゃ題名は「早駈DNF(小坪谷)」じゃないの?」
主「勘弁してくれよ、今度こそリベンジするから。 もう、帰ってくれ。」
客「しょうがないなぁ、じゃまた来るよ。」
客「あ、聞くの忘れてた、 今回も大峯に感謝か?」
主「そうだ、感謝だ。」
前日、洞川に自転車デポしに向かう時
4 件のコメント:
こんばんわ<(_ _)>
ちょっと雲が気になったようですが、一枚目と最後の写真・・・・・・・・・・・・・・
僕、好きだなぁ~
bp-hiroさん>
そう言って頂けると励みになります(*^_^*)
日の出の写真は、光が強烈でかつみるみる変わっていってしまうのでどう撮せばいいのか戸惑ってしまいますね。とりあえずバシバシ撮って、後で見直すとこんなんに写ってたみたいな感じです^_^;
最後の写真は、洞川に登るワインディングする道を車で行ってた時の写真です。
左の2つの鉄塔は、川合から30分ほど登ると出合うところです。
あっ、って思って車停めてカメラ構えました。なんでもない夕焼けなんですけどね^_^;
一枚目の写真は強烈インパクトがありますね。
大峰の猛烈なエネルギーを感じる一枚です。
神が宿っているかのような。
キバラーさん>
雲から出てきた太陽は強烈な光を放ってました。
ここに登ったことのある人には、情景伝わるかなって思います。
そうでない人にも伝えるには、もう少し引いて靡きの木片を入れたほうが良かったかなとか、、、
正直言うと、登頂まにあわなくって取り敢えずバシバシ撮った一枚でした^_^;
あ、今レスキュー最前線読んでますw
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