2022年6月27日月曜日

2022-06-26大峯:弥山(128)90番から&クサタチバナ

 今回も懲りずに90番から

クサタチバナが当たり年らしいのでそれを眺めて、

いつものように散歩のごとく八経ヶ岳登ればいいでしょ的な意気込みw


6時半発


ところがスタートすぐに雨が降り出した。

スマホで確認すると、なんじゃこりゃ紀伊半島にだけまとまった雨雲


いやいや出かけにも予報確認して、今日は晴れ、なんなら梅雨明けのはずなんだけれど


通り雨として昼前にはあがるだろうけれど、クサタチバナはデジイチ出せないので帰りに見に行くことにする。

少し登ると先に出発された女性が降りてきた。

クサタチバナお目当てで来られたようなので、車に戻って雨が上がるのを待つのも一考と思う。

私も準備する前に降ってきたら諦めたかもしれないけれど、

スタートしてしまったらもう行くしかない、戻って雨の中後始末するほうが面倒くさい。

別にカッパ着て、雨の大峯を楽しめばいいだけだ。

ただ、背中に背負ったデジイチはただの重しとなってしまうがw


稜線に出ると雨のあたりが強くなるだろうと、タイタン手前の巨木の影でカッパ上下装着

さすがにいつもの八経ヶ岳・大普賢岳の姿は拝めない。

かろうじて行者還岳だけ確認できた。


奥駈道出合で、今日はじめて登るという男性に遭遇

なんとも記憶に残る山行となるでしょうねw


理源大師のところで道標をあらためて見ると弥山まで0.9km、八経ヶ岳まで倍の1.8kmとあるがホンマかいな?体感は5倍くらいだけどなぁw


階段が現れて少し上ったあたりで一瞬霞んだ大普賢岳が見えた。

雨はもう止むのかな、それなら山頂からクリアに拝めるかなと写真取らず。

しかし、この日はこの一瞬以外もうお姿を見せてくれなかったw


弥山に登った時点でほぼ雨は止んだようでスマホでも雨雲は取れかけている


山頂はまだガスガスだけど、しばらく待てば晴れるかと避難小屋入り口でパンでも食べて待機。


しかし、動かずにいると雨に濡れた体が冷えてくるのでそうそうに諦めた。

ガスガスの八経ヶ岳へは登らず、今日はここで折り返しとした。

オオヤマレンゲも先週の状況じゃまだまだでしょうし。


レインウエアは、ファイントラックのゴアテックスの上下

いつもリュックに詰め込んでいるものの本格的な雨に使うのは久しぶりだったんだけど、

防水性が全然ダメになっていた。

5年くらい前に買ったものだからしょうがないのかな。

もしこれで3000m級のアルプスなんか行ってたら低体温症になってただろう。

買い替え必須。


シューズも気づくと先端からパックリと口が空いた状態になっていた。

マゾヒストのゴア。雪山用に購入して何度か使っただけで、

最近夏用のウルトララプターが破損したので代わりに使っているけれど、

この破損状況はお粗末だね。

マゾヒストはお山始めてから使っているけれど、最近作りが雑に思える。

一つ前の夏用のマゾヒストも小指あたりの生地が割と早く破損した。

このゴアのマゾヒストも小指部分が破損して防水になってないので夏用に使ってたんだけど、

ダメだね。


雨がやんで奥駈道出合あたりからは青空も見えかけた。

レインウエア脱いだはいいが、今度は虫との戦いだw

今回は、黒くて細長い蜂っぽいアブ?に悩まされた。

ふくらはぎや太もも裏を数か所やられた。

音もなく気づいたら痛いってな感じ。

一応虫除けスプレー携帯して腕や足に吹き付けてるけれどすり抜けてくるねぇ。


アブ除けトラロープもぶら下げてるけれど、効果見られないなぁ

おかしいなぁと、トラロープを手に持ってブンブン振り回したら効果絶大だった。

頭の周りをうるさく飛び回るアブはいなくなるし、

足の周りにも振り回したらその後刺されることはなかった。


巷にオニヤンマくんとか商品も出てきて効果あるなし賛否ありますが、

アブにオニヤンマと分からせれば効果あるということでしょうか。

つまり、ぶら下げていても死んでるオニヤンマと思われたら効果出ない、

ブンブン振り回したりとか、生きてるように見せたら絶対効果ありますw


クサタチバナはたしかに今年はあたりですね。

あふれかえってる感じでした。


近くで見ると正直たいした花でもないと個人的には思いますが、

この地にだけ群生してるのは貴重だと思います。


タイタン出合で弥山と大普賢岳にお別れ、今日は一度もちゃんとお姿拝めませんでしたね。


トータル 6時間半、13.5km、累積標高1250m


今回は、想定外の雨でそれはそれで楽しめたかな。

ウエア、シューズ、アブ除けトラロープと、程よく過酷な状況でギアの確認できたのも良かった。


感謝。


2022年6月20日月曜日

2022-06-19大峯:八経ヶ岳(127)90番から

 梅雨前線が近いせいか、天気予報がころころ変わるので日程決めにくいこの季節、

日曜は全般に曇りで、昼過ぎにゲリラ豪雨の可能性ありかと、

早い時間に下山してしまう方がいいと思案。


いつもの90番を6時10分発


今回は笹が濡れてるんじゃなかろかと、ゲーター付けてみた。

湿気で汗も多くかくかと、足の裏にはカーニーグー、股ズレ防止にワセリン塗って


最近は、最初の上りではシューズの紐締めないまま登ってるけれど、割りと楽ちんで良い感じ。

稜線に出て軽く締めて、下山時にしっかり締め直すようにしてる。


タイタン出合いから、八経ヶ岳と大普賢岳

前線からの水蒸気に覆われてます


ガスってなんぼの奥駈道


行きは一ノ峠の稜線に登らずそのまま奥駈道へ、今日は展望なさそうなので。


弥山からお決まりの八経ヶ岳を望む、今日も来ました。


オオヤマレンゲはようやく葉っぱが出てきたところ

昨年は不作だったけれど、今年はどうでしょう


9時10分、山頂


南側ガスで何も見えず

明星ヶ岳方面、奥に若干の青空あるような


弥山小屋は見えたり見えなかったり


今回は周回せずサクッと下山、ゲリラ豪雨に遭いたくないのでw

奥駈出合あたりで少し日が差したので、1516Pへ登ってみた

八経ヶ岳、釈迦ヶ岳は望めたが、大普賢岳は山頂だけ雲の中だった


ここでゲーター外したけれど、行きの奥駈出合あたりで外しても良かったかな。

蒸れ気味になって少しチャック下ろしたらましになった。

なくても良いっちゃいいし、使い方まだよくわからんのが正直なところw


トータル 6時間、14km、累積標高1350m


地面が濡れていて割りとスリッピーだった。

着地100m手前でズッコケてしまったのは猛省。

ここは滑るだろうな、でもリカバリできるだろうな、で、出来なかったw

笑って済んでよかったものの、だ。


309道路沿いには、この花がたくさん咲いてました。


白い花を咲かせた木もたくさんありました。


朝、車で登ってくる途中で、小猿の集団に遭いました。

サッカーボール程の子猿が20匹ぐらいかな、保育園の散歩みたいでした。


次回の大峯は、オオヤマレンゲ目的になるかな。

感謝。














2022年6月5日日曜日

2022-06-04大峯:大普賢岳(80)周回

 今回は大普賢岳が目的。

通行止めらしき情報の和佐又から登れればいいし、ダメだったら90番から登ろうと、

とりあえず車を進めると、トンネル出口から少し登ったところで通行止めのポールはあるが、

横をすんなり通り抜けられる程の設置で、これは行くなら自己責任でね、のレベルと解釈した。

実際の土砂崩れの現場は、一応道路の土砂は除いてあるも、

雨が降ればまた土砂が崩れてきておかしくない状態だった。


駐車場には4台ほど停まってたかな、帰りには10台ほどに増えていた。


6時半発


和佐又ヒュッテのテント場の大きなトチノキは、たくさんの大きな花を咲かせていた。

(写真は下山時)


登山ポストから登り始めるとウェルカムにドウダンツツジ?が咲いていた。


何やらアスレチックな展望台が作りかけられていたけど、ヒュッテはどうなるんでしょうね。


穏やかな森を抜け、岩場に差し掛かると一本だけ赤く山つつじが咲いていた。


弥山、釈迦ヶ岳がきれいに望めた。


はしごの脇には、イワカガミ?がきれい


小普賢岳を下って登り返すはしごは、手すりの金属のポールが押し曲げられていたけれど、

大きな岩が転がったんだろうか。。。


はしごの登りもイワカガミ?を見ながら


山頂手前、北東方面


山頂から西、山上ヶ岳・稲村ヶ岳方面、遠くに低い雲が連なっていた


八経ヶ岳、左端に釈迦ヶ岳を入れてw


山頂のシロヤシオはつぼみが開きかけた状態


SNSアップ


水太覗から新緑の大普賢岳


広角のスマホでゴジラの背をSNSアップw


シロヤシオは先週鑑賞したけれど、きれい。


七曜岳から八経ヶ岳、左端に釈迦ヶ岳入れて


木が邪魔するので、ばんざいして大普賢岳


ここから下りなので靴紐を結び直す。

4つほどの木のはしごはペンキが塗られて、歯抜けだった段も直されていた。

尾根から左へルートを変えるところあたりもトラロープ設置されていたり。


そこから九十九に滑りやすい斜面を下りるけれど、ここも足場いいように地面削ったようにも見受けられるところあった。


無双洞で流水を何杯か手ですくって飲んで休憩。

黄色い小さい花がいっぱい岩の上に咲いていた。


過ぎてすぐ、169との分岐の斜面にも岩に金属の杭が付けられ通りやすくなっていた。


鎖場を通って登り返し、しんどいけれど何度も登れば慣れたものだ。

ご褒美的に最後の静かな森のトラバースを一人行くのはプライスレスだねぇw


トータル 6時間20分、11km、累積標高1270m


虫もまだ気にならず、いいお天気で、久しぶりの周回は大満足でした。


さすが大峯、感謝。