アーカイブを見ると、弥山・八経は4月6日以来で久しぶりだった。
どおりで行きたい気持ちが強かったのだ。
東側169からは通行止めの為アクセスできないので、
天川村役場から登るか、西から酷道309を行者還トンネルまで行くかなんだけれど、
標高約700mからえいこら登るのも難儀で、
標高約1100mのトン西からサクッと登るほうが楽なわけで、
ただあの酷道での車のすれ違いにまだ自信がなくて、
更にこの時期みたらい渓谷は水遊び客でごった返してるはずで、
それを考えると躊躇してしまうんだけれど。。。w
ということで、帰りの事はその時まで忘れることにして、トン西まで突っ込んだ。
車はいつもの広場に止めた。
道中、車を前後してきた岡崎ナンバーのご夫妻が横に止められて、少しお話した。
次にその横に車がやってきた女性が、八経ヶ岳まで4時間で行けるかと聞いてきたw
長野に住んでいて最近奈良に引っ越したとのことで、体力問題無さそうな親子
実は道中、この二組に何度か遭遇することになる。
5時半発
八経ヶ岳の姿を拝みたいので、しなの木ルートを選択
久しぶりだったけれどかなりの急登で、
途中トラバース気味なところでルーファイ迷い気味で、
峠に着いた時には、汗だくで息が上がって、
もうありがとうを行って下山してもいいくらいだったw
八経ヶ岳が見えた。
いつ雲に隠れるかわからないのでとりあえず一枚。
山頂に雲がかかり始めてるけれど、あれは消えてゆく雲だと思いたい。
一ノ垰から大普賢岳
緑濃いなぁ
奥駈道を外れて1516Pへ
山上ヶ岳から大普賢岳
弥山から釈迦ヶ岳
毎回おんなじ写真撮ってるけれどw
奥駈出合からは早朝でも人が行き交う。
弁天の森手前の倒木は跨いで通れるぐらいになっていた。
理源大師からの九十九の登りで、岡崎のご夫妻に追いついた。
上はガスってるっぽいとお互い嘆くw
弥山に着いて、八経ヶ岳を拝めるいつもの鳥居前に腰を下ろした。
ガスガスw
でも流れは早く、たまに稜線が見えかけたりもする、上空は晴れてるのにw
「ラピュタのごとく夏雲払え八剣山」
岡崎のご夫妻も到着して、ガスの流れを見守った。
このガスで八経ヶ岳へ行っても景色はないので、とりあえず狼平へ降りることに。
こちらの防鹿柵もカーテンタイプに替わっていた。
階段の脇にはオオヤマレンゲの小さい株が元気育っている。
けれど、この株が花をつける頃まで自分は登ってこれるだろうかw
あじさい、季節外れ?
狼平には小屋前でお二人休まれていた。
小屋の中を覗くときれいになっていて安堵。
ただ、窓際に何やら梅干し?っぽいのが忘れられていた。
持って帰ってください。
小屋前は相変わらずの焚き火跡、焚き火止めましょう
吊り橋から小屋方面、手前の木が大きく成長して小屋が隠れてる。
1600m程から300mの登り返し。
久しぶりのレンゲ道、相変わらず憩いの空間
と、長野から引っ越してきた親子が降りてきた。
お初で弥山を周回するのは流石。
八経ヶ岳手前で岡崎のご夫妻とすれ違う、明星ヶ岳へ行かれるとのこと。
山頂は沢山の人
パンx2食べて、お決まりの弥山方面と釈迦ヶ岳方面
弥山へ戻ってガスのとれた八経ヶ岳を確認
昼を過ぎてる時間なのにまだ登ってこられる人は弥山小屋宿泊なんだろうか
そうとは思えない若者グループもいるんだけれど、自己責任で無事に下山してね。
奥駈出合から沢沿いルートで降りるのも考えたが、
時間的にまだ早くて、帰りの道のすれ違いを考えて
もう少し降りないでおこうと90番を目指すことにした。
少し過ぎたところで、カメラ女子お一人
1516Pへ登り返して、朝と同じ方角を眺める
一ノ垰
カメラ女子は東口には降りずに先に進むので大丈夫かなと思いつつ、
尋ねてみると、鉄山から登って周回して行者還岳から降りるとのこと。
ご苦労さまです。無事のご帰還お祈りしますw
装備しっかりしてそうだったから、道に迷っても夜を明かせそうと見受けた。
タイタン出合から、弥山と大普賢岳
ここに立つのはかなり久しぶりだ。
降りていく途中で、サンショウウオ。多分。
何だかじっとして動かない。
尻尾掴んでお腹の色見たが、全体に同じ羊羹のような色だな。
ピクッとしたけれど、逃げ出すこともなくじっとしてるので、
もしかして干からびてるのかと、水を少しかけてあげた、生きてねw
90番は当然車なし
トンネル東口の通行止め
距離標84番付近とある
それ以前からある通行止めの看板は距離標42地点とある
とまあ2重の土砂災害だから今年は169からのアクセスは不可だろう
下北山の土砂災害もあるし手が回らないんじゃなかろか。
東口、徐々に崩れてます
トンネルからは涼しい風が吹き出して、真っ暗闇の中遠くに西口の光が見えた。
約2km程を一人歩くのもなかなかな体験だ。
写真はスマホの長時間露出で明るく見えてますが、実際は出口の光しか見えません。
駐車場に着くと、ちょうど岡崎のご夫妻も帰り支度していて、
長野からの親子も到着と、皆さんそれぞれ一日満喫されたようだった。
さて、問題の帰路。
みたらい渓谷までは、車数台が連なって対向車無しでOK
しかし、トンネルを抜けたところですれ違い出来ず
しばらくして警備員の人が来て誘導を始め、ようやく事なきを得た。
警備員さんいなかったらどうしようもなかっただろう。
これまで警備員さんいなくて難儀したこと何度もあるので敬遠したいルート、
とりあえずこの日は難なく行けたほうだw
トータル 9時間30分、21km、累積標高1650m
何度行ってもまた行きたくなる大峯に感謝。
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