2014年6月7日土曜日

2014-06-06大峯:早駈(20)

梅雨入りしたそうで、前線はないけど低気圧がじっとして動かない。
天気予報も日毎に変わってるし、奈良市内の天気も予報とは違ってるようだし、予想しづらいんだろうね。
豪雨でなければまあいいか、ってことで降って当たり前だし、降る場所なんだから覚悟して出かける。
実際には、前半少し降ったものの後は風もなく後半は晴れ間も見えて、この時期絶好の山行となった。
大峯の幻想的な姿から神がかり的なパワーを貰った。
さすが大峯!感謝( ^ω^)


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


いつものように、母公堂に自転車をデポして川合から6時に出発。

村から植林地帯は地面も乾いていてしばらく降っていないようだった。
林道に出る辺りから霧雨模様となった。

本日の稲村岳(心がキレイな人には見えますw)


雨は次第に小雨になったが、林に入ればそう大して濡れないでいける。
冬場何度も通った天女の舞あたりの地形を思い出しながら夏道をトラバースして、広場にでた。
ここの景色も久しぶりだ~w




風が強い日ももちろんあったんだろうけど、せっかく芽吹いたカエデの若葉が地面を緑に染めていた。


レンゲ道
今年は山のお花が当たり年だけど、シダも新しいのがどんどん芽吹いている気がする。




弥山辻


10時、八経ヶ岳
雨は止んでいたけどいつ降りだしてもおかしくなく、展望もないのでさっさと弥山へ、

オオヤマレンゲのつぼみはこんな感じで準備中


幻想的な景色につつまれる


弥山で大休止して、次は奥駈出合までさっさと降りていけばいいんだけれど、
まわりの幽玄な景色についつい足が止まってしまう。



出合に近づくと、シロヤシオの花が地面を白くしている。


この辺りは少し早咲きのようだ


一ノ峠の分岐もシロヤシオが鮮やか


至福のトレイルは、特別仕様となっていた



クサタチバナは咲き出したところ
虫もあまりついておらず、純白でキレイ



行者還小屋を過ぎたところ


山頂への分岐の道標もシロヤシオに飾られている


大峯のシロヤシオはやはりガスの中で見ないとね


いつもの場所


和佐又への分岐の道標にはシロヤシオにシャクナゲも飾られている


大普賢に近づくにつれてシロヤシオはちょうど見頃になってきた


本日の大普賢岳(心がキレイな人には見えますw)


16時、大普賢山頂
いつもなら14時半なんだけど、あまりに幽玄な景色に見とれて大幅に遅れてしまった。
体調は問題なし、下山時はヘッテン間違いなしだ。

大普賢周りのシロヤシオは固い蕾の個体もあり、もう少し見頃が続くかも。

小普賢岳にもシャクナゲ


ここから先はシャクナゲも見頃だった


脇の宿


竜ヶ岳あたり


小篠の宿の水辺


18時、山上ヶ岳
青空も見えて、無風。
ガスがとれて、弥山から釈迦ヶ岳まで望める


稲村小屋の先、鎖場を過ぎるまで空は明るく助かる。
最後はヘッテン点けて木の根に引っかからないように下山した。
20時、母公堂着













2014年5月31日土曜日

2014-05-30台高:明神平

先週は大台ケ原、先々週は比良でシャクナゲを堪能出来た。
今週は大峯へ行くのが順当な選択なんだけど、標高の差を考えると、またシャクナゲ満開な気がして、
贅沢な話ではあるが、見飽きたので止めといた。
明神平は、約1年間ご無沙汰で、これから暑くなると行きにくいし、
シロヤシオも期待出来そうだったので、今週行ってみることに。


早朝、大又の駐車場には他の車なし。
5時発

あしび山荘前に、シルバーご夫婦がテント泊で朝食されていた。
もう一つ先にテントが一つ。

まずは、桧塚奥峰へ。
近づくにつれてシロヤシオが花を咲かせている。ちょうどいい頃かな。
朝日を逆光に白く輝く、
「春緑の 朝日を受けて シロヤシオ」

ヒキウス平と桧塚、お山は霞んでるようだ。



帰り道もシロヤシオと新緑を堪能し、



次は、千石山へ向けて縦走路を南下
ツツジも緑に映えて美しい
「春緑に 紅を添えましょ 山つつじ」

ここで日がな一日過ごすのもいいな
「明神の 森の青葉に 一人たたずむ」

一応お決まりの青葉ショット


9時、千石山着
明神平の方を望んで、ピストン。


縦走路もシロヤシオが見頃




ブナ林で深呼吸




次に目指すは、薊岳


11時、山頂にはシャクナゲがわずかに残っていた。


スキー場跡に戻って、


水場でたらふく水を飲んだ。冷たくて美味しい!

近くにシャクナゲが綺麗に咲いていた。


ここから奥山谷を下る。
斜面を下って行くと、生まれたばかりのような小さな子鹿が横たわっていた。
帰りには見当たらなかったから、母鹿がくわえて行ったかも。


13時、本谷との合流地点。ここから登り返す。
沢には小さい滝が沢山。
先週の大杉谷の続きか滝があるとどうしてもカメラを向けたくなってしまう^_^;



















明神平テント地東側の新緑


15時あしび山荘着
夕方までにはまだ時間があるが、今日はこれまでとした。
急いで下山することもないので、あしび山荘前で景色を堪能しながらおにぎりを食した。

降りて行くと、アライグマ(たぶん)と鉢合わせ(@_@)
こちらが驚いて立ち止まると、向こうも「あら~」って感じで頭を上げ、のっそりと脇へ消えていった。
沢の音で気づかなかったんだろう。
それにしても、昼間山道を歩けば人に出会うことは予想がついていただろうし、あまり気にしてないようだった。
テンよりも大きく、普通の猫ぐらいの大きさ、たぬきにしては毛が灰色系だったし、顔があらいぐまラスカル、あれ?アライグマは縞模様だったっけ?、じゃ、年をとったたぬきかな???

最後にまた撮ってしまった、明神滝( ^ω^)

16時駐車場着、車はやはり私のだけだった。

トータル約30km、11時間
GPSの高度記録は、海面より低くなってたりで酷かったのでボツ^_^;