2009年8月18日火曜日

090808南アルプス 聖岳 赤石岳


南アルプス聖岳赤石岳を廻ってきました。

8/6 10時 奈良発
  17時 南アルプスゲート着
8/7 05時 起床
  10時 茶臼小屋
  12時 聖平小屋着
8/8 05時発
  06時30分 聖岳
  08時 兎岳
  10時 百閒洞小屋
  12時 赤石岳
  14時 赤石小屋着
8/9 04時30分 赤石小屋発
  06時 椹島着
  06時30分 椹島バス発
  07時30分 第一ダムバス停着
  08時 南アルプスゲート着
  11時 川根温泉
  17時 奈良着

南アルプスへもう一度行こう。
宿をどこにするか色々迷うところだがともかく出発。
夕方、一か月前にきたアルプスゲート着。

009南アルプス起点 (by nikkor14d)
明日の朝バスを待って聖岳登山口から登るのも面倒なので
ここで車中泊して出発することにする。
木挽持ってきたので早くから飲んでうだうだ。
車は平日のせいか少ない。
酒がまわって後部座席で布団かかえてよく眠れた。

朝、前回の雨よりはいいものの曇り。ともかく出発。
043大吊橋 (by nikkor14d)
茶臼までの登りは二日酔いできついものの、2度目なので気は楽。
肝臓のあたりを手で温めると調子いい気がする。
前回と同じペースで茶臼小屋へ到着。
おじさん達に挨拶。みなさん覚えていてくれた。
30分ほど休んで出発、見送りもしてくれて感謝。

一日目はともかく聖平小屋で一泊するしかない。
茶臼の尾根は風はないもののガスで今回も景色なし。
上河内岳の最後の登りはきついもののなかなかのトレイル。
054 (by nikkor14d)
同年齢の登山客、飯田から光岳に泊まって今日は聖平で降りるそうだ。
軽快に飛ばして聖平着12時。まだまだいけるが明日のために体力温存。
小屋は高齢者で大賑わい。雨が降り出してみんな大あわて。
みなさん椹島から登ってきて聖岳を目指すんだろう。

071聖平小屋 (by nikkor14d)
小屋はとても立派、水洗トイレ、キャンプ場、雨具干し場、洗面場
予定通り衣服を手もみで洗濯、客がまだ来ない二階で体を拭いてスキンケア

寝袋隣の客と酒を飲みながら話す
千葉の野田市からで69歳、100名山をめぐって今回が最後の山だそうだ。
夕食は16時半から。お昼から雨も降るし手持無沙汰。
明日の予定を地図を眺めながら考える。
百閒洞小屋か、赤石避難後屋か、往復して聖平に戻れるか、次の日はどうするか。
一応山で3泊する現金は持参するもなるべくなら2泊にとどめたい。
と言っても無理して下山してもその日帰れずに結局下界で一泊となったらあまりかわらないし。
目標を赤石小屋にして、様子で赤石避難後屋か百閒洞小屋にすることにする。

夕方雲が晴れて聖岳望める。明日は期待できそうだ。

寝袋で雑魚寝はやはり眠れないものの、次の日ほどではなかった。
朝食4時半、その前からご来光を望みに行くのかごそごそ起きだす客もいる。

聖岳まで標準でも3時間、急な傾斜をひたすら登る。
096 (by nikkor14d)
ひざの調子は問題ないものの、すぐに息切れして太ももが限界になる。
高度のせいもあるかもしれない。ともかく自分のペースで登って
息切れしたら立ち止まりをひたすら繰り返す、ゆっくりは登らない。
風もなく途中富士山眺められる。
頂上からの眺めがいいだろうと思いつつガス出るかもしれないので写真撮っておく。
101聖岳中腹から富士山 (by nikkor14d)
森林限界からは頂上が見えるもののなかなかたどりつけない。
097聖岳 (by nikkor14d)

天気に恵まれ頂上からの眺めはなかなか。
赤石岳、兎岳とこれからのルートが望める。そんなに大したことないように見えるがどうか。
141聖岳から赤石岳 (by nikkor14d)
奥聖へはいい感じのトレイル。
100キロの荷物を背負う女子もいる大学生のパーティ。カッパ越しにんも鍛えた体がうかがえる。

これから下っては登ってを繰り返していく。
147聖兎のコルから兎岳 (by nikkor14d)
眺めよく一気に下りて登りは何度も息切れを整え、兎岳。
150兎岳 (by nikkor14d)
赤石岳も聖岳も望めていい眺め。
さらに下って登って中盛丸山。
同世代の一人の登山客。赤石避難後屋からだそうだ。
避難後屋は布団があるが水がないそうな。。それは困る。
時間はあるので赤石小屋まで行けるだろう。
大沢岳に行こうか躊躇するも、何もない山と言われ

念のため体力温存もありそのまま百閒洞へ。
178 (by nikkor14d)

百閒洞にはだれも客はいない。

外のベンチに座らせてもらって一息。10時で時間に余裕はある。

ここからまたえいこら登り、登りはもうこれが最後にしてほしい。
百閒平はこれぞ待ってましたのトレイル。
191百間平 (by nikkor14d)
一気に走り倒した。往復しようかとも思った、行った方がよかったかも。
さらにガレの登りを進んで、さらに急な坂を登る。

天気がいいからいいものの、ここで雨風あったらと思うとゾッとする。

赤石岳山頂はガスで視界なし。
202赤石岳避難小屋 (by nikkor14d)
時折青空のぞくも期待薄なので早々下山。
荒川から行き来する人たちは途
中の分岐で荷物を置いて登ってくる。
12時なので赤石小屋までは十分時間ある。
避難小屋には寄らなかったが、3000m級の山にもう少したたずんでいてもよかった。

適当に下って14時小屋着。

途中、濡れた木の梯子を降りるときに足を踏み外しつかんだ左手のひらに
枝の節が刺さって内出血。さすがに疲労している。
小屋では椹島から登って一泊する客か、野外テーブルは宴会モード。
受付はお姉ちゃん一人、洗面所なし、トイレは茶臼と同じ形式なのに衛生悪い。
料理はおいしかったが、客が多くて幅50cmで雑魚寝。寝れるわけなし。
さっさと宿を出たいという思いで朝を待つ。

次の日椹島までは3時間半の下り、さっさと降りてバスで帰ればいいので
朝食、弁当は頼まず。
展望台から何人か夕焼けの赤石岳をカメラで狙うもガスに阻まれる。

4時半、薄暗がりだがライトをつけて下山始める。
雨風なく足元見えないわけでなく進む。
次第に明るくなり、これが最後のトレイルと思うとしっかり味わって走る。
ひざも問題なし快調。下からあまり人が登ってこないのは日曜のせいだろうか。
いい感じで駈けおりて6時。
241椹島ロッジ (by nikkor14d)
バスは8時半を待たないといけないかと思ったら、6時半のに乗れた。

マイクロバスには大きな登山のリュック担いだ客ばかり。
登山口入口で下してと頼もうとするも、奥の方に座ってしまったので
そのまま第一駐車場まで行ってそこからまた車のところまで走る。

駐車場は満杯、車は大丈夫。着替えてともかく車を走らせる。
10時前なので白樺荘は開いてなく、川根温泉まで進んで湯に入る。
相良牧之原ICで高速に入って帰奈。


なかなか面白かったが、宿での間の持たせ方には工夫がいる。
耳栓が有効かも。小屋が充実してるとはいえ個性があるので前調査必要。
洗濯、スキンケアは効果あり。もっとクリーム塗った方がよかった。
半日しか日差しなかったが痛いくらいに日焼けした。
ひざは最後まで耐えてくれた。
太ももの筋肉疲労は鍛えればもっと強くなるだろう。
意外に腕が筋肉痛になっている。腕ふりも長時間だと負荷があるようだ。
bha003領収証 (by nikkor14d)

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