このダム近くの駐車場には誰も車を停めていない。
月明かりの中もぞもぞ準備をして、登山口の駐車場に車を移動。
車は20台弱停まってるかな。山小屋に泊まられてる人も多いのだろうか。
4時発、もうヘッテン不要なくらい明るい。
山道はよく整備されている。
黒沢の橋を越え、急登の途中で若い登山者に追いつく。
富士見平手前から残雪の上を登ることになる。
今回は、簡易アイゼンも持ってきておらず、もし登れないような状況なら潔く撤退しようと思っていた。
固くしまった残雪は、今期大峯で十分経験しているので、不安感なし。
ただ、目印のテープの間隔がかなりあり、ルーファイに気を使う。
富士見平と思われる尾根に出て、火打山を望む。
かなり雪残ってるけど行けるかな~。
黒沢岳の西斜面をトラバース。ヒュッテが見えてきた。
高谷池の雪上を通り、振り返ってヒュッテを望む。
天気はピーカン(^o^*)/
雪の急登が現れるけど、締まっていて表面は適度に緩く、ポール頼りで登れる。
8時、山頂。
焼岳
立山方面
妙高山方面
すると、先ほど追い抜かせてもらった登山者がやって来た。
彼は名古屋から深夜に車を走らせてきたらしい、この後も妙高山へと同じルートをたどるとのこと。
写真を撮りあって、いったん別れた。
下りは、板なしボーゲン(笑)
北岳の雪渓で慣れっこだ。なんならパラレルターンも出来るかも( ^ω^)
高谷池ヒュッテから黒沢池ヒュッテへは傾斜が緩く雪上テープ無し。
地図とコンパスであっちこっち行ったり来たり。
黒沢池が望めてヒュッテも見えるので、そのまま突っ込んでエイヤで降りれるかとおもいきや、笹ヤブに阻まれ登り返し。
なんとか茶臼山からのルートに乗って黒沢池ヒュッテに辿り着いた。
ちょうど4人の先行者が残雪を登って行っていたので、彼らを追えばいいと安堵。
ところが、辿ってみると彼らは黒沢池をまいて下山する方向に進んでいる。
ヒュッテに戻り、ちょうど東の神奈山から登ってきたという大きなカメラを背負ったお二人とお話させてもらった。
妙高山へは、見上げる残雪を登り、更にその後のトラバースはアイゼンなければ行けないだろうとのこと。
そこへ、先ほどの彼がやって来た。
それじゃ、妙高山拝むところまで一緒に登りましょうかってことで、
新しいアイゼンのあとを頼りに残雪の急登を登ってみる。
ところが、尾根に辿り着いたところで足あとは右往左往していて、ここでも笹ヤブに阻まれルートが見つけられない。。。
地図をもう一度見直し、尾根沿いに少し下ってみると大蔵乗越に辿り着けた。
妙高山が間近にデカイ!
先のルートを覗いてみると、確かにここからのトラバースはズッコケルとアウトのようだった。
大峯の高崎横手のトラバースの比ではない^_^;
下の長助池に降りている跡もあったけど、時刻は11時半だし、ここで下山することにした。
とっくにトレランモードは消え失せているし、折角なので彼と一緒に下山することにした。
というのも、下りの黒沢池をまいて降りるルートも残雪でルーファイ怪しそうだったので、
一人だったら高谷池ヒュッテ経由で帰ろかとも思っていたのだった^_^;
案の定、一度ルートロストして、でも先行する4人の足跡がまだしっかり残っていたのでなんとか富士見平までたどれた。
と言っても、行きに富士見平と思っていたところとは違っていたけど^_^;
あとは新緑を楽しんで、怪我のないように下山した。
14時着。
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